否定能力を組み込んだ感情表現が相変わらず巧みで、サマー編のラストにかけて畳み掛けるバトル&ドラマが非常に熱かったです。息つく間もなく襲い来るハプニングに次ぐハプニングの数々に、ページをめくる手が止まりません！

覚悟を決めた彼の成長、入間くんにしか使えない魔術など胸熱シーンが多くて…最高すぎる！今回は彼を取り巻くアリさんやリードくんの活躍、カルエゴ先生など色々なキャラが入間くんと関わり変わっていった感じが顕著で面白い今作。

いよいよ、強欲の竜(神竜)と廃棄令嬢(聖女)の恋物語が始まります。そこに、令嬢に心酔する天才魔術師が仲間に加わり、陣営もパワーアップ！「竜王様、この女性は貴方の？」「妻だ！」

世界に抗う者たち「組織」が姿を現した事により、まるでこの漫画の世界全体に不穏な空気が流れ込んでくるよう。それでも、アイダツィヒと吉田は今日も元気に通常運転。愛あり、過労あり、お祭りあり、豊かな社会ありと、3巻も素晴らしいエピソードが詰まって…