望まぬ不死の冒険者
失踪事件について、新キャラであるニヴによる仮説が立てられ、レントが疑われてしまう。疑いが晴れるわけですが、新たな展開の入口のストーリーとなっています。新たな脅威の始まり!
更なる進化へ。レントが新たな存在進化を遂げる今作。強力な力を手にいれたレントが今後どう活躍するのか楽しみでもあり、今後どの様な姿に変わって行くのかも気になる!
独特の雰囲気が伝わる漫画力があり、普通の作品とは違った魅力があると思わされた今作。寂しさと清涼感が絶妙なバランスで漂う、独特の読後感。
今回の目玉は「嫁候補対決」です。本妻はロレーヌで決まりと思っていましたが、強力なライバルが出現しました。いや、本当に、ギルド職員のシェイラは、純粋で、思慮深くて、とっても良い娘です。それに、レントのことが好きすぎ(無自覚)です。
主人公に自分の苗字を使われて、夫婦みたいだと焦りだすロレーヌが可愛い。今作の冒険者ギルドを侮るべからずです。諜報、工作、そして、必要ならば現場での状況開始と、まるで軍の特殊部隊のよう。
嫌な気持ちにならないダークファンタジー。その温かさは彼自身の優しさや、行ってきたことがあればこそ。この巻でそれはさらに深まり、主人公はそこから理不尽へと立ち向かう力を得ているのだと感じました。
魔物になった主人公がかっこいい。絵とストーリーがマッチしている作品。 魔物になり人間になるために進化を使いたいが, 周りの人達を優先する主人公。精神的なかっこよさをもった主人公がとてもかっこいいです。 ちょっと暗めな絵がこの物語をひきたてます…