著者:桜井 海
- あらすじ
窓の外に、一匹の黒猫がいた。
ふくまるがペットショップにいた頃 先にもらわれていった先輩の猫だった。傷だらけの体で威嚇して去っていく黒猫。焦ったふくまるは、とんでもない行動に出てしまう。
猫と人の物語に苦難の時が訪れる…。
「ふくまる ふくまる…何処にいったの?」
- おすすめポイント
・癒されて泣ける、全てを優しさで包みこんでくれる今作
あの臆病で泣き虫だったふくまるが逞しくなっています。
ふくまるの成長と健気さに感動、再開で更に感動する今作。
最後は伏線回収してハッピーエンドで終わってくれる。
おかげで安心して読み進めることができる今作も素晴らしい。
- おすすめしたい他作品
・鴻池剛と猫のぽんた ニャアアアン!
猫と飼い主のノンフィクション物語です。
猫を飼っていて大変な部分や辛い部分をちゃんとリアルに描いている作品。それでも可愛い猫ちゃんや、頑張る飼い主さんにとても癒される作品です。
猫を飼ってる人にも飼ってない人にもおすすめできる作品。
・今どきの若いモンは
しっかり部下を見てフォローする、そんな優しいおじさま上司が登場する本作。様々なアクシデントに見舞われながら、理想的な上司とその部下の女性、周りの同僚が共に仕事をしていく物語。
デフォルメチックなヒロインと劇画チックなおじさま上司で描かれる本作はあなたも癖になるはず!