著者:雨瀬 シオリ
- あらすじ
自分を見付けられず、ひたすらもがき続ける生徒達に寄り添い語りかける倫理教師・高柳。生徒達は彼の言葉に何を見出すのか。
倫理を通してお互いに“自己”を探す。新時代、"倫理"教師物語!!
- おすすめポイント
・「倫理」を響かせてくれる高柳先生。いつ観ても色っぽい。
高柳先生が、イケメンでめちゃくちゃ色っぽく見える今作(も)。安易なハッピーエンドだけではなく、今よりは少し前進した明日に向かおうとする、「倫理」によって心身が少し成長していく物語が味わい深いです。
頭の中に浮かぶ言葉 面倒・ムカつく・キモい・うざい・悩み。
労働とは?楽しいことだけしていたい? 蛇口を捻れば水が出る。機械が掃除をやってくれる。
第25話には感動しました。倫理が体に響いてくるような錯覚…今作も引き込まれます。
- おすすめしたい他作品
・BEASTARS
<完結済>肉食獣と草食獣が共存する世界。
希望も恋も特有の不安もあるこの世界で繊細な狼である主人公が青春していく物語。
「倫理」という題材で考えたときに最初に頭に浮かんだ作品が本作でした。心情の細やかな描写、独特の世界で起こる様々な事件、いろいろと考えさせられる本作もおすすめです。
・エチカの時間
<完結済>「倫理」繋がりでおすすめしたい作品です。
"トロッコ問題が現実に発生したら"、そんな究極の倫理ゲームから始まる作品です。
このテーマ自体は独特で面白いのでおすすめします。