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漫画紹介ブログです。「この作品が好きなら、あの作品もおすすめしたい」そんな思いからスタートしています。

チ。―地球の運動について― 1巻 あらすじとオススメしたい他作品

著者:魚豊
  • あらすじ

舞台は中世ヨーロッパ。異端思想が火あぶりに処せられていた時代。

主人公の神童・ラファウは飛び級で入学する予定の大学において、当時一番重要とされていた神学の専攻を皆に期待されていた。合理性を最も重んじるラファウにとって、それは当然の選択であり、合理性に従っている限り世界は“チョロい”はずだった。

しかし、ある日ラファウの元に現れた謎の男が研究していたのは、異端思想ド真ン中の「ある真理」だった。

命を捨てても曲げられない信念があるか? 世界を敵に回しても貫きたい美学はあるか? 歴史上最もアツい人々の物語!!

  • おすすめポイント

・人々の思想かつ魂の葛藤が描かれた、熱量が凄く、恐ろしさとワクワクを肌に感じさせてくれる作品。
拷問から始まる圧巻の冒頭シーン。中世ヨーロッパにおいて地動説を唱えることの危険性を肌で感じる作品。

今作の主人公・ラファウの葛藤と心境の変化、周りの登場人物の奥深い言動、気が付くと読み終わってました。

こんなに続きが気になる終わり方は本当に久しぶりです。次巻が待ち遠しい!

  • おすすめしたい他作品

・ヒストリエ

舞台は紀元前。奴隷の身分にありながら、豊かな教養と観察眼、判断力、そしてそれらを駆使して行動を起こす度胸を兼ね備えた、不思議な青年・エウメネスがいた。

偉大なる哲学者・アリストテレスの逃亡を助けながら、彼が目指したのは、「故郷」と呼ぶカルディアの街…。のちにアレキサンダー大王の書記官となるエウメネスの、波乱に満ちた生涯を描いた歴史物語。

本作も人々の思想と魂に触れ、読むにつれて引き込まれていく作品。

・JIN―仁―
<完結済>主人公の南方仁は東都大学附属病院に勤める脳外科医である。ある日、彼が頭部裂傷の緊急手術を執刀した患者が、病院を脱走しようとする。患者と揉みあう内に仁はなんと幕末の1862年にタイムスリップしてしまった。電気も消毒薬も抗生物質もない世界で、医師・南方仁の戦いを描いた作品。
 
設備や薬のない中、懸命に命を救おうとする仁のひたむきさ、日本を心から思って命をかけていた幕末志士の生き様に心打たれる物語です。
 
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