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ゆるキャン△ 1巻 あらすじとオススメしたい他作品

著者:あfろ
  • あらすじ

富士山が見える湖畔でキャンプをする女の子、リン。

自転車に乗り富士山を見にきた女の子、なでしこ。二人でカップラーメンを食べて見た景色は…。

読めばキャンプに行きたくなる。行かなくても行った気分になる。

そんな新感覚キャンプ漫画。

  • おすすめポイント

・キャンプの空気感の描写が良い!キャンプに行って焚き火がしたくなる漫画。
女の子×趣味・ゆるい部活のマンガというのは数多あるけれど、この『ゆるキャン△』はその中でもちょっと違う気がします。

一人キャンプ(ソロキャン)が趣味の女子高生、志摩リン。ある日いつも通りソロキャンを満喫していたリンは、ひょんなことから、引っ越してきたばかりの、なでしこという少女と夜を過ごすことに。

リンから貰った外で食べるカップラーメンの味と、湖畔から見えた富士山に感動したなでしこは、高校にある野外活動サークルの門を叩く。そしてリンも同じ高校に通っていると知ったなでしこは、早速リンも野クルに勧誘するが…。

平行して描かれる〈野クル〉メンバーのわちゃわちゃとしたキャンプと、リンの一人静かなキャンプ。
人数が多い〈野クル〉側はアクシデントや会話、イベントを起こしやすいのと、キャラもそれぞれ立っているので、読んでいて面白いのだけど、リンが一人で、たき火に当たりながら本を読んだり、キャンプ場の回りを散策したり、バイクで目的地に向かったり、といった様子を静かなテンションながらも、こちらもこちらで楽しそうに描いているのがスゴい。

自分も単独行動が好きな質なので、リンがなでしこの誘いにとっさに嫌そうな顔をしたのは、何となく共感できる。だからこそ、皆だけでなく、一人の楽しみも肯定するこの『ゆるキャン△』はいいなあ、と感じます。

一方で、野クルメンバーとリンの距離感は、決して遠いわけではありません。お互いの価値観を尊重しつつも、たまにメッセージアプリを使って、二つの楽しみが交差する。この二つのキャンプの絶妙な距離感と交差も、また『ゆるキャン△』の魅力の一つに思います。

キャンプ飯の描写も見逃せない。特に一話のカップラーメンを美味しそうに食べるなでしこの描写は、こちらも幸せな気持ちになるような気がします。「外で食うメシは旨く感じる」というのには、脳科学的にも裏付けがあるそうだけど、自分も外で、素敵な風景の中、カップラーメンが食べたくなってくる。

気負わず、ゆるく、身の丈にあったキャンプを楽しむなでしこたちとリン。日常の喧噪をちょっとだけ遠くしてくれる、そんな漫画です。

  • オススメしたい他作品

・ふたりソロキャンプ

オッサンと若い女性なので、ご都合と言われればその通り!
きちんと大人がソロキャンプをしてる事、危ない事や大変な事を教えてくれている事が素晴らしい作品。

あらすじ

主人公の名前は樹乃倉厳。34歳。趣味はキャンプ。

独りで野営する生粋のソロキャンパー。車はいらない。電車を乗り継ぎ、最後はバスで山に入る。自然を愛してる、火を木を水を土を。

それと同等に孤独な自分の生き方を愛している。…な俺が! ひょんなことから草野雫20歳という小娘に出会い、ふたりでソロキャンプをするはめに!

・山と食欲と私

登山やキャンプ好きの方にオススメ!主人公が美味しそうに食べる表現が凄く上手くて、読んでると作中の料理を食べてみたいと思います!

あらすじ

山ガールではなく、単独登山女子である日比野鮎美が主人公。彼女が登山した先で、あの手この手を尽くしたご飯を食べるという、1話10ページほどの短編漫画です。

鮎美の登山装備は本格的。雨具やヘッドライトといった必須用具のほかに、アウトドア用のバーナーやガス、器に材料、調味料等々を詰め込んだ荷物を背負って山を登ります。

 
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