- あらすじ
新しく出会った仲間たちと受ける講義、課題、講評は……厳しい。つらみ。
「受験絵画」が終わっても今度は「美大絵画」の壁が八虎を悩ませる。「それ絵画でやる意味ある?」 凹んでモチベーションすら無くす日々は八虎を成長させるのか、それとも……。
くせ者ぞろいの講師、教授陣に振り回され、八虎苦悩の藝大1年生時代は続き、そして盛夏、藝大祭名物・「神輿(みこし)」製作が始まる。自分の悩みで手一杯の八虎にとって、初めての「チームプレイ」は救いとなるか!
- おすすめポイント
・これがブルーピリオド。物語の展開、引き込まれる絵、どれも最高!
想像を絶する地獄。
多くのテーマが、この9巻に散りばめられています。
絵、人間関係、人生、生きること、描くこと、創ること。
美術に関わったことない私でも、雷に打たれたような衝撃。
何かを努力したことある人、ない人、やりたいことがある人、ない人、他人に発する言葉一つ、全ての重みが9巻に詰まっています。
自分を全て懸けれないならその程度、本気でやっている人は、すべてを懸けている。
血反吐を吐いて何かをしている…。その地獄が垣間見えました。
早く次巻がでないかな。
- オススメしたい他作品
・アルテ
フィレンツェの貴族の家に生まれた16歳の少女。 絵を描くことが何よりも好きで、父の死後、結婚して家庭に入ることを拒否して家を飛び出し、画家の道を志す。 女性の身で画家を目指すことから、さまざまな差別や試練にぶつかるが、持ち前の明るさと負けん気の強さで乗り越えていく。
負けん気が強くて、元気な主人公に元気を貰える。歴史をベースにした女性画家の自立物語。
<完結済>
とある学校の芸術科クラスに通う5人の女の子。彼女たちがデッサンしたり、粘土をこねたりしてるのを見てると、いつの間にかこっちも一緒に授業を受けてる気分に!?美術系4コマ漫画作品。
美術関連の知識がなくても大丈夫。解説とギャグをしっかり混ぜてあり、ほんわかギャグ漫画として読みやすい作品。