- あらすじ
仙人の住まう島にて無罪放免の条件となる仙薬を探す道中、老いず、死なず、不思議な力を使う、圧倒的な存在である天仙と遭遇し、次々と倒れていく死罪人と執行人たち。
果たして天仙を倒す術はあるのか!?
そして画眉丸は無事に妻の元へ帰れるのか…!?
生死を悟る忍法浪漫活劇、第四巻ーー!!
- おすすめポイント
・画眉丸の行動の変化や気持ちの変化がすごく伝わってくる!キャラみんな魅力的で全員死んでほしくないのに、この漫画はいつどうなるか分からない!
今回はいわゆる修行回!天仙の使う見えない力“タオ”の正体とその会得。死罪人それぞれの視点とバトルを描きつつ、テンポよく物語は進んでいく。
今回から画眉丸は巌鉄斎と付知とも共闘戦線へ。どちらも面白いキャラでいいね。巌鉄斎の求める不老不死の成り方がまさに剣に憑りつかれた男って感じで好き。適応の天才・弔兵衛は体ごとこの島の驚異に適応してしまったようで、これからどう関わってくるかが気になるところ。
それにしても、道士が情報をペラペラしゃべってくれるので話が早い(笑)
めいが語る“タオ”の「強イハ弱イノ実 弱イハ強イノ種 強イモ弱イモ ゼンブダイジ」という言葉もいい。「自分の弱さを受け入れて初めて 相手の弱さも感じられる…のか」という画眉丸の思いも深い一言。
強さだけに固執すると、自分の弱さを受け入れられないし、相手の弱さも許せなくなったりする。画眉丸が感じた佐切の強さのように、強さも弱さも受け入れた葛藤の中でこそ真の強さは生まれるんだなと。
ラストは佐切たちと天仙の顔合わせと、追加組の浅エ門の顔ぶれも少し見られて、また物語が大きく動いてきそうな予感。
- オススメしたい他作品
・ゴールデンカムイ
主人公は日露戦争帰りの元軍人の「不死身の杉元」。彼は一攫千金を夢見て、北海道へ砂金摂りの出稼ぎにやって来ていた。 ある日、彼はひょんなことから埋蔵金の話を聞きつける。元はアイヌのものであった財宝を、「のっぺらぼう」と呼ばれる男が奪いどこかへ隠したというのだ。のっぺらぼうはあえなく捕まってしまうが、決して埋蔵金のありかを喋らず、外部の仲間に向けて密かにメッセージを送りました。その方法はなんと、囚人の体に刺青で暗号を彫り彼らを脱獄させるというもの。
偶然にも刺青の脱獄囚と出会った杉元は、埋蔵金の話が本当であることを確信した。その後、アイヌ人の少女、アシリパに協力してもらうことになり、凸凹コンビが結成。
しかし、他にも埋蔵金を狙う者たちがいた。上層部に隠れて動く陸軍第七師団の鶴見一味や、のっぺらぼうに扇動された脱獄囚たち…。
サバイバル×ギャグ×アイヌグルメの絶妙なバランス、個性的すぎるキャラクター達も魅力的な作品!
<完結済>1クラスが修学旅行に行くことに。その先で政府のプログラムにより孤島に拉致され、殺し合いをさせられることになる。
生き残れるのはの勝者のただ一人のみ。
内容に関しては、名作ですの一言です。生徒一人一人の心情をとても丁寧に描かれています。
登場人物一人一人のエピソードに自分を投影して共感することができる。
極限状態において、少年少女はどういった行動をするだろうか、それを格子骨を立てたしっかりとしたリアリティ有る作品。
※残酷な描写多数