- あらすじ
タオの酷使と自我の解放で暴走をしていた画眉丸と弔兵衛の二人だが、佐切と桐馬の呼び掛けにより我に返る。
天仙の目的が明らかになる中で、弔兵衛は天仙の元で、画眉丸は上陸者たちと脱出の機を窺うが、ついに追加組が上陸を果たす。
混沌とする蓬莱で新たな波乱が巻き起こる…？
生死を悟る忍法浪漫活劇、第七巻ーー!!
- おすすめポイント
・新キャラすべてカオスで引き込まれ面白い！絵の雰囲気もそこに一躍勝っている、そしてどんどん絵が上手くなっている！
追加組の上陸！殊現は正義感を極限まで煮詰めて真っ黒になった善人すぎる狂人って感じ。死罪人はもちろん、かばおうとする浅エ門も問答無用で皆殺しにする勢いなので、戦況はさらに混沌となりそう。
もちろん、他の浅エ門、特に十禾はかなりの実力者のようで、彼の動き一つで一波乱起こるかも。石隠れ衆の一人はおそらく画眉丸の妻(の役目をしていた？)なのかな。追加組との接触は物語の転換地点になりそうなので楽しみ。
画眉丸たちもこの混沌としてきた状況をチャンスと捉え、仙薬奪取と島脱出の計画を遂行する。最初はあれほどバラバラだった彼らが、こうして目的のために力を合わせるのは感慨深い。
それぞれのチームで、会敵した天仙とのバトルが始まる。天仙のタオに対策していた画眉丸の技術が、仲間たちとのやり取りで学んだものだというところが熱いよね。それを才能と呼んだ蘭に
「払ってきた多くの犠牲の中から人間が見つけ出したものの結集だ 全てお前達を殺す為のな それを差し置いて“才能”なんて…随分のん気な物言いだな」
と言い放った画眉丸がカッコいい。この決戦がどう転がっていくのか、今後も期待！
- オススメしたい他作品
・ゴールデンカムイ
主人公は日露戦争帰りの元軍人の「不死身の杉元」。彼は一攫千金を夢見て、北海道へ砂金摂りの出稼ぎにやって来ていた。 ある日、彼はひょんなことから埋蔵金の話を聞きつける。元はアイヌのものであった財宝を、「のっぺらぼう」と呼ばれる男が奪いどこかへ隠したというのだ。のっぺらぼうはあえなく捕まってしまうが、決して埋蔵金のありかを喋らず、外部の仲間に向けて密かにメッセージを送りました。その方法はなんと、囚人の体に刺青で暗号を彫り彼らを脱獄させるというもの。
偶然にも刺青の脱獄囚と出会った杉元は、埋蔵金の話が本当であることを確信した。その後、アイヌ人の少女、アシリパに協力してもらうことになり、凸凹コンビが結成。
しかし、他にも埋蔵金を狙う者たちがいた。上層部に隠れて動く陸軍第七師団の鶴見一味や、のっぺらぼうに扇動された脱獄囚たち…。
サバイバル×ギャグ×アイヌグルメの絶妙なバランス、個性的すぎるキャラクター達も魅力的な作品！
<完結済>１クラスが修学旅行に行くことに。その先で政府のプログラムにより孤島に拉致され、殺し合いをさせられることになる。
生き残れるのはの勝者のただ一人のみ。
内容に関しては、名作ですの一言です。生徒一人一人の心情をとても丁寧に描かれています。
登場人物一人一人のエピソードに自分を投影して共感することができる。
極限状態において、少年少女はどういった行動をするだろうか、それを格子骨を立てたしっかりとしたリアリティ有る作品。
※残酷な描写多数
