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地獄楽 8巻 あらすじとオススメしたい他作品

著者:賀来 ゆうじ
  • あらすじ

ついに天仙の本拠地・蓬莱へ侵入した画眉丸たち先発上陸組。

仙薬奪取の作戦のもと突入するが、敵側に付いた弔兵衛の入知恵により分断され、待ち伏せた天仙たちと会敵してしまう!! 

画眉丸と杠(ゆずりは)は対峙した天仙・蘭と死闘を繰り広げ鬼尸解の状態まで追い込んだが、果たして…!? 

生死を悟る忍法浪漫活劇、第八巻ーー!!

  • おすすめポイント

・画眉丸が花化して再生能力を手に入れるのがなんとも受け入れ難かったのが正直な感想。少し並のバトルマンガになった気もするけど、独特な面白さはしっかり有
天仙の本拠地・蓬莱で始まる決戦!

どの戦いもアクションはもちろん、キャラのドラマもしっかり動いていて見応えある。天仙打倒のためにとった画眉丸の「二ノ手」。「命を懸けるつもりなど毛頭ない だから命以外は全て懸ける」という覚悟。

「生きて帰る」と決めたからこそ、そのために限界寸前の決断ができたんだなと。「愚かでなければ届かない場所もある」この画眉丸の言葉に杠は何を思ったのか。仙汰の最期を看取った彼女が一人というのが切ないね。

弔兵衛と桐馬の再会もよかった。いろいろあっても盗賊という本分にブレてないところがいいよね。一人が如き二人。兄弟愛と邪悪さの二面性が魅力的。表紙の巌鉄斎と付知のコンビも見所満載!こちらも生き生きとしたバトルで読んでいて楽しい。

巌鉄斎の師匠の言葉が好き。「捨てて捨てて 残ったもんよぉっく見てみろ そん中に全部あるから 広げんな深めろ 横にすりゃ同じだろ」厳鉄斎は虫にやられて腕を切り落としたところから、自分の判断や価値観に迷いがないところがカッコいいなって思う。

今回は追加組の出番はまったくなかったけど、この激戦にどう関わってくるのか気になるね。

  • オススメしたい他作品

・ゴールデンカムイ

主人公は日露戦争帰りの元軍人の「不死身の杉元」。彼は一攫千金を夢見て、北海道へ砂金摂りの出稼ぎにやって来ていた。 ある日、彼はひょんなことから埋蔵金の話を聞きつける。元はアイヌのものであった財宝を、「のっぺらぼう」と呼ばれる男が奪いどこかへ隠したというのだ。のっぺらぼうはあえなく捕まってしまうが、決して埋蔵金のありかを喋らず、外部の仲間に向けて密かにメッセージを送りました。その方法はなんと、囚人の体に刺青で暗号を彫り彼らを脱獄させるというもの。

偶然にも刺青の脱獄囚と出会った杉元は、埋蔵金の話が本当であることを確信した。その後、アイヌ人の少女、アシリパに協力してもらうことになり、凸凹コンビが結成。

しかし、他にも埋蔵金を狙う者たちがいた。上層部に隠れて動く陸軍第七師団の鶴見一味や、のっぺらぼうに扇動された脱獄囚たち…。

サバイバル×ギャグ×アイヌグルメの絶妙なバランス、個性的すぎるキャラクター達も魅力的な作品!

・バトル・ロワイアル

<完結済>1クラスが修学旅行に行くことに。その先で政府のプログラムにより孤島に拉致され、殺し合いをさせられることになる。
生き残れるのはの勝者のただ一人のみ。

内容に関しては、名作ですの一言です。生徒一人一人の心情をとても丁寧に描かれています。
登場人物一人一人のエピソードに自分を投影して共感することができる。

極限状態において、少年少女はどういった行動をするだろうか、それを格子骨を立てたしっかりとしたリアリティ有る作品。
※残酷な描写多数

 
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