著者:諫山 創
- あらすじ
ライナー、ベルトルト、「獣の巨人」との戦いの末、多大な犠牲を払いながらもエレンの生家へ辿り着いた調査兵団。
その地下室にて、彼らはグリシャが残した3冊の本を手にする。その本に記されていたのは、グリシャの幼き日の記憶。
そして、およそ1800年前、一人の少女が巨人の力を手にしたことから始まる二つの民族の暗黒の歴史。
明かされたグリシャの過去と突きつけられた世界の真実を前に、エレンら調査兵団の進む道は…。
- おすすめポイント
・やっとユミルの民の秘密がわかり、世界があることを知る。それは素晴らしい事ばかりではなくせつない。
パラディ島編の最終回。青と白の爽やかな色調の表紙は、海を初めて見た三人の姿。暗い色合いが多い進撃の巨人の中では異色だ。
ラストまで読むと、エレンが海の向こうに何を見ているのかがわかる。
真実が明らかになるほど、読むのが辛くなる。巨人の捕食シーンを残酷だと思っていたが、真実はもっと残酷だった。
ちょっとした笑いがあるのが救いかも。エレンの中二病には笑った!
いよいよ次巻からはマーレ編。
- オススメしたい他作品
・ 寄生獣
<完結済>読んでおいて損はない基本的な漫画。
絵柄が古いとか少しグロい部分はあるが是非読んでもらいたい。
テーマがブレることなくしっかりと丁寧に描かれる物語。物語のあるべき姿なのかもしれない。
全巻読み終わったあとの読後感は最高の一言です。
全巻読み終わったあとの読後感は最高の一言です。
・GANTZ
<完結済、続編有>主人公がいかにも現代の若者らしくて共感できます。
極限状態になると、人は何するかわからないなと読んでいて痛感する作品。
衝撃的な展開に、常に次がどうなるのかドキドキワクワクする漫画です。