著者:諫山 創
- あらすじ
「獣の巨人」達との戦いの末、地下室に辿り着いたエレン達。
そこで彼らは、グリシャの遺した本と記憶により、グリシャの生い立ちや壁内にやってきた真の目的を知る。
そこから明らかになったのは、エレン達が相手にしているのは、これまで戦ってきた巨人よりもさらに巨大な「世界」そのものだという事実。
壁の向こうに自由が無いこと、海の向こうには敵が待ち受けていることを知ったエレン達の行く末は……。
- おすすめポイント
・マーレ人への憧れが強くなればなるほどライナーの生き様とエレン達と過ごした日々の苦悩が読んでて辛い。
ここからマーレ編。ユミルの民の扱いは、グリシャの頃と何も変わらない。
「世界」からは悪魔と言われ、マーレからは戦闘の最前線で人間兵器として利用される。ホントに何?質量爆弾て。非道すぎる。
エルディア人はマーレから搾取されているが、マーレという後ろ立てがなくなったら、今度は「世界」から攻撃されるだろう。巨人になってしまう悪魔だものね。
ラストカットは親に認められたい子どもライナーと何か起きないかと空を見上げる子どもエレンの対比。
こんなに幼い頃から、苦しんでたんだね、ライナー。
- オススメしたい他作品
・ 寄生獣
<完結済>読んでおいて損はない基本的な漫画。
絵柄が古いとか少しグロい部分はあるが是非読んでもらいたい。
テーマがブレることなくしっかりと丁寧に描かれる物語。物語のあるべき姿なのかもしれない。
全巻読み終わったあとの読後感は最高の一言です。
全巻読み終わったあとの読後感は最高の一言です。
・GANTZ
<完結済、続編有>主人公がいかにも現代の若者らしくて共感できます。
極限状態になると、人は何するかわからないなと読んでいて痛感する作品。
衝撃的な展開に、常に次がどうなるのかドキドキワクワクする漫画です。