著者:阿久井 真
- あらすじ
期待と不安が入り混ざる…コンクール本番!
不安、後悔…そして怒り。それぞれの感情を乗せた演奏曲「バッカナール」が会場を震わせる…!
全国から実力校が集まるコンクール本番当日、ついに結果発表ーー!!
- おすすめポイント
・今回の演奏シーンで涙が出ました。吹奏楽部でなくとも、部活など、青春時代何かに打ち込んだ経験がある人なら共感できる人は多いはず。
いよいよコンクール当日。定期演奏会と違って順位がつくところは文化部ながらも試合を体験できて素晴らしい機会だと思う。
部員同士のギスギス感や、コンクールの緊張感、自分たちの体験から曲に感情を乗せての演奏、部内での甘酸っぱい恋愛模様など、とてもうまく表現されており、端々でニヤリとしてしまいました。
マンガ内に出て来る音楽も聴きながら読んでいます。
画力もあって臨場感があり、実際に聴いているみたいな感覚になります。
しかも!健全な高校生活が描かれているので安心して読めます。こういう高校生は可愛いなぁと思います。
- おすすめしたい他作品
・四月は君の嘘
<完結済>母の死後、自分自身の弾くピアノの音が聞こえなくなってしまった少年、有馬公生が、ヴァイオリニストの宮園かをりとの出会いを通し、成長していく姿を描いた感動系青春ストーリー。
音の描写がとても綺麗で引き込まれる作品。
・ましろのおと
津軽三味線を背負い、単身、青森から東京へやってきた津軽三味線奏者・澤村雪。師であった祖父を亡くし、自分の弾くべき音を見失ってしまった雪が、様々な人々と出逢いながら、自らの音を探す旅をしていく"津軽三味線×青春ストーリー!"
三味線に対して真っすぐ、そして不器用に向き合う主人公。演奏が実際に伝わってくるような迫力ある描写がオススメの作品。