コミックマッチング

漫画紹介ブログです。「この作品が好きなら、あの作品もおすすめしたい」そんな思いからスタートしています。

Shrink~精神科医ヨワイ~(シュリンク) 6巻 あらすじとオススメしたい他作品

原作:七海仁
漫画:月子
  • あらすじ

アルコール依存症、それは死と隣り合わせの病。

「やめられないのは本人の意志の問題ではない」酒による過ちを繰り返していた関根匠は弱井の言葉に心をかき乱される。

一方、保健師・日向奏とともに重度のアルコール依存症にひとり苦しむ坂下道男の元を訪れた弱井は、彼が10年前に関係を絶った匠の父親であることを知る──。アルコール依存症編、堂々の完結!!

出産による生活と身体の変化が母親を追い詰める。男性も必読の新章・産後うつ編も開幕!!

  • おすすめポイント

・「繋がることの大切さ」孤独は大敵、特効薬は人とのつながりなのだと、よくわかりました。ヨワイ先生みたいな精神科医に出会いたいものですね。
「やめられないのは本人の意志の問題ではない」

会社などの噂話などでもよく聞くアルコール依存症。私の父もアルコールは好きで、依存症まではいきませんが。酔うと記憶が飛び、周りの方々に暴力的になってしまう。幸か不幸か、家族には優しい…。

なんとなく、他人事には見えないなと思える、父のアルコール依存症のお話に、涙なしには読めませんでした。今まで読んできたどのエピソードよりも読んでいて一番、身に染みたきがします。

私の成人直後に父とは一晩酒を酌み交わしたことを思い出しました。

最近、コロナ禍のせいで、両親とあえていませんが。会いたくなってしまいましたね。

次の産後うつ編は、最近2人目を考えている妻と一緒に読もうと思っています。

  • オススメしたい他作品
・コウノドリ
<完結済>毎年この産院で行われる2000件の出産で、約300件の出産は命の危険と隣り合わせ。
100%安全などあり得ない、それが出産。年間100万人の命が誕生する現場から、産科医・鴻鳥サクラの物語。
 
私の娘が小さく生まれてNICUに入ったとき、噂を聞いて本作を読み始めました。
体や心が弱っているときに読むと身体が少し軽くなれるような作品。
・ラジエーションハウス
診療放射線技師・五十嵐唯織。コミュ障の彼だが、CTやMRIを撮る腕は超一流で、視えない病を診つけ出す。画像診断医療コミック。
 
主人公の性格や、キレ者っぷりが似ています。
・光とともに…
<完結済>自閉症児と母との感動の物語。
自閉症の子どもを授かった夫婦が,どのように自分づくりをしていくか…というような内容です。社会も変わらないといけないなあと思います。
みんな違う、けど、似てるところもある。自分にとってはある意味のバイブル。
あらすじ

自閉症の子供と母親の物語。

子どもが生まれ、育てていく過程で、親はいつでも何らかの不安を感じるもの。この親子においては自閉症という障害もプラスアルファとして加わる。

子どもが生まれ、成長する中で自閉症ということを知ったばかりのころ、主人公(母親)は障害に対し消極的になり、内に閉じこもっていく。家庭までが壊れそうな中、仲間や理解する人たちと出会う事で、現状を肯定し、積極的に社会とかかわり生きていくことができるようになる。

人と感じ方、考え方が違う、社会の通念から外れることは、相当の生きづらさを感じるもの。
そのような現状の厳しさをきちんと見つめ、悩み、迷いながら、気づきを得、どこにでも居る弱い人間である主人公が、困難に立ち向かっていくようになる。

人生を肯定する力、それはタイトルにもある「光」を見出だすということなのではないだろうか。

・失踪日記2 アル中病棟

「失踪日記」の続編です。
過度の飲酒でアルコール依存症となり、担ぎ込まれた通称『アル中病棟』。
入院してわかったお酒の怖さ。ウソのようで本当の、驚くべきエピソードの数々。

アルコール依存症の病棟の中が分かる珍しい作品。前作と同様ユーモアたっぷり!

 
御覧頂き有難うございます。もし良ければ、下のタグから応援をお願致します。私が記事を投稿していく原動力になります!

にほんブログ村 漫画ブログ 今日読んだ漫画へにほんブログ村