- あらすじ
ボッジの前から消えてしまったカゲ。
旅に出る決意をしたボッジだが、その道中には様々な危険が迫る。
その裏にはダイダの思惑があった…。
急展開の第2巻!描き下ろし漫画もたっぷり収録!
- おすすめポイント
・王妃の自責に涙、王子の心の動きに涙、歓喜の場面で涙涙…。心から感動できる作品。悔しくて悲しくて泣いてばかりだったボッチが、嬉しくて涙を流す場面が見れて率直に嬉しかった。
継母である王妃が、亡き王の遺言に反し、自分の息子のダイダを王にするのだが、ボッジを身を挺して助けたりしていて、よくある意地悪な継母とは違うなと思った。
ボッジがお金が入ってたカバンを盗まれたとき、ボッジの魔が差す行為はその人の人生を台無しにすると諌めて、なんて素敵な人だと思ったその人が、まさかボッジの命を奪おうとするとは… でも、心の葛藤があるのは伝わってきた。
カゲと再会できてよかった~ 一方、ダイダはヤバい方へと導かれていってる…。
ボッジの素直さに味方になってくれる人もどんどん出てきそう。
ボッジのいく道は厳しそうだけど、この先が楽しみ。
- おすすめしたい他作品
・火の鳥
<完結済>「その生き血を飲めば永遠の命を得ることができると言われている……」。「永遠の命」をテーマに、手塚治虫が生涯にわたって描き続けたライフワーク作品「火の鳥」。
様々な表現にチャレンジしている部分もあり、ストーリーでも演出面でも非常にクオリティが高い。手塚治虫の代表作の名に恥じない完成度。
生に執着する人間たちの様子が描かれており、 人間社会の風刺や史実を活かした造りが面白い作品。
・とつくにの少女
新たな人外×少女の物語、始まるーー。分かたれる世界でも、繋がり合う心。 昔々、遠く遥けき地に二つの国ありてーー。
触れると呪われるという異形の者棲まう『外』と、人間が住まう『内』で分かたれた世界。本来であれば、交わらぬはずのふたりが出会った時、小さな物語が密やかに動き出す。これは朝と夜ーーその深い断絶の宵に佇む、ふたりの御伽話……。
絵本感覚の漫画です。中世のヨーロッパのような雰囲気で、静かな展開と人外もの、ファンタジーとミステリーが合わさった今までにない感じのストーリーです。
少女がすごく可愛い。せんせと少女のこれからの展開に目が離せません。