- あらすじ
ボッジとカゲは地の底「冥府」で、自身を最強にしてくれるという男を訪ねる。しかしその男はあまりにも…。
果たしてボッジとカゲの願いは叶うのか?
一方、ダイダは世界の王となるべく、父・ボッスの力を得るためのある決断を迫られる。
ベビンの成長を描いた描き下ろしも収録した第3巻
- おすすめポイント
・主人公が可愛く愛おしすぎる!思わず応援してしまう。他のキャラクター達も素晴らしい!悪いやつにも色々事情があるようで目が離せない。徐々に世界観に入り込む様になる傑作。良い子って何だろう、強さってなんだろうと、考えさせられました。
ダイダはダイダなりにボッジという兄の存在に思うところがあったようだね。だめな子ほど可愛いというやつ…まあボッジはだめな子じゃないけど。
怪しげな鏡の言うことよりもベビンの言葉に従ったところは見直したよ。まあ父上はもう戻らないけど。
それにしても巻を重ねるごとにベビンが光ってくるな。彼の消息が気になる!
そして何よりボッジがどんな武器でどんな強さを手に入れたのか…!
デスデス兄弟、どっちもどっちなりに良い男じゃないか。
膂力のないボッジが、強くなるにはどうすればいいか。ボッス王とは違う、力だけではない強さを、ボッジは手に入れる。
- おすすめしたい他作品
・火の鳥
<完結済>「その生き血を飲めば永遠の命を得ることができると言われている……」。「永遠の命」をテーマに、手塚治虫が生涯にわたって描き続けたライフワーク作品「火の鳥」。
様々な表現にチャレンジしている部分もあり、ストーリーでも演出面でも非常にクオリティが高い。手塚治虫の代表作の名に恥じない完成度。
生に執着する人間たちの様子が描かれており、 人間社会の風刺や史実を活かした造りが面白い作品。
・とつくにの少女
新たな人外×少女の物語、始まるーー。分かたれる世界でも、繋がり合う心。 昔々、遠く遥けき地に二つの国ありてーー。
触れると呪われるという異形の者棲まう『外』と、人間が住まう『内』で分かたれた世界。本来であれば、交わらぬはずのふたりが出会った時、小さな物語が密やかに動き出す。これは朝と夜ーーその深い断絶の宵に佇む、ふたりの御伽話……。
絵本感覚の漫画です。中世のヨーロッパのような雰囲気で、静かな展開と人外もの、ファンタジーとミステリーが合わさった今までにない感じのストーリーです。
少女がすごく可愛い。せんせと少女のこれからの展開に目が離せません。