原作:柳野かなた
キャラクター原案:輪くすさが
- あらすじ
アンデッドの家族との別れを済ませ、外の世界へと旅立ったウィリアムは、“獣の森”でハーフエルフの狩人メネルドールとの短い邂逅を果たす。
その直後、神託を得たウィリアムはメネルドールが村を襲撃するのを阻むのだが……。
荒廃した世界と、傷ついた魂を目の当たりにし、灯火の神の神官として出来ることとは一体ーー。
自身の無力を思い知ると共に、少年は人の強さ、逞しさを知るーー。
「小説家になろう」発、王道ハイファンタジー出会いと別れが巡る、第4巻!!
- おすすめポイント
・坊やが色々上手にこなしたり悩んだりパニくったり、新しい登場人物出てきたりと、新しい章の序盤です。正統派ファンタジーとして、再度力強く加速する4巻。
少しづつ仲間が増えてゆく巻。
前巻で出会ったメネルは村を襲撃する方だった。彼らを取り押さえたウィルは、事情を聞く。
彼らは、魔獣を率いたデーモンに襲われ村が壊滅したこと、生き延びる他の村を襲うつもりだったと白状する。
ウィルはメネルを雇い、デーモンを討伐することで、メネルと襲った村人達を救う様、約束を取り付ける。
メネルはデーモンを破ったウィルが、アンデッド化した村人達を抱き安息をもたらす様、浄化するのを見て、灯火の神を信仰することを誓う。
白帆の都へ向かう二人は、吟遊詩人のロビィナと行商人トニオと出会う。次巻へ。
それにしても、メネルとの関係は予測できたけど、こんな経緯とは思わなかった。
またいわゆる旅の仲間の構成もずいぶんとユニークな。
ビィは分かりやすいとして、トニオは何か裏があるのかしらと勘ぐってしまう。
- おすすめしたい他作品
・とんがり帽子のアトリエ
小さな村の少女・ココは、昔から魔法使いにあこがれを抱いていた。
だが、生まれた時から魔法を使えない人は魔法使いになれないし、魔法をかける瞬間を見てはならない。そのため、魔法使いになる夢は諦めていた。ある日、村を訪れた魔法使い・キーフリーが魔法を使うところを見てしまい…。
これは少女に訪れた、絶望と希望の物語。綺麗なタッチで描かれる魔法と少女達の奮闘に、いつのまにか引き込まれている作品。
・神たちに拾われた男
社会人の男性が男の子に転生し、森で一人、のんびり暮らし始めた竜馬。魔法でテイムしたスライムたちの研究にのめり込んで行き…。
意外と便利に使えるスライムたちと、まったり第二の人生を謳歌する、異世界スローライフファンタジー!
子供への転生、前世での経験・知識を活かす、優しすぎるくらいの主人公の性格。アニメ化されたオススメ作品です。
・魔法使いの嫁
読み進めるうちに、ファンタジーの世界が眼前に広がっていくような作品です。
魔物になった主人公がかっこいい。絵とストーリーがマッチしている作品。
魔物になり人間になるために進化を使いたいが, 周りの人達を優先する主人公。
精神的なかっこよさをもった主人公がとてもかっこいいです。
ちょっと暗めな絵がこの物語をひきたてます。周りの人達のことを考える優しい主人公、気が付くと感情移入しているような作品。
魔王を倒した勇者一行の“その後”。
魔法使いフリーレンはエルフであり、他の3人と違う部分があります。
彼女が”後”の世界で生きること、感じることとは、
残った者たちが紡ぐ、葬送と祈りとは、
物語は“冒険の終わり”から始まる。
英雄たちの“生き様”を物語る、後日譚(アフター)ファンタジー!
とても良く描き込まれており、個性豊かな登場人物によって物語へ惹き込まれます。
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魔法使いフリーレンはエルフであり、他の3人と違う部分があります。
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残った者たちが紡ぐ、葬送と祈りとは、
物語は“冒険の終わり”から始まる。
英雄たちの“生き様”を物語る、後日譚(アフター)ファンタジー!
とても良く描き込まれており、個性豊かな登場人物によって物語へ惹き込まれます。