コミックマッチング

漫画紹介ブログです。「この作品が好きなら、あの作品もおすすめしたい」そんな思いからスタートしています。

虚構推理 9巻 あらすじとオススメしたい他作品

漫画:片瀬 茶柴
原作:城平 京
  • あらすじ

【過去編「岩永琴子は高校生だった」】

たった二人しかいないミステリ研究部。

一年の小林小鳥が、部長の天知学から受けた任はいろいろ噂の少女・岩永琴子を入部させること‥! 

【前後編ミステリ「ギロチン三四郎」】

岩永琴子と桜川九郎が出会う次なる怪異は日本にただ一つの処刑装置ーーギロチン!

だが、どういうわけだか琴子はずっと睡眠中で‥その代わりに、九郎が事件解決に挑むことに‥!? 

2編を一挙収録!

  • おすすめポイント

・高校時代の話が中々面白く、特にミステリ研の部長と部員のカップルが微笑ましい今巻。日常生活における妖との関わり、推理が面白かったです。人の死なない話の方も新鮮で読みやすかった!
琴子の高校生時代のエピソード1編、ギロチンの付喪神・三四郎からの依頼で九郎と琴子が調査に乗り出す前後編が収録。

今回も1冊でスッキリしてて読後感が良い。

過去編の「なぜ琴子がミステリ研究部へスカウトされたか?」人の死なない日常ミステリーも理由はたわいもないほのぼのとしたものだったが読み応えはしっかり。

ギロチンの方は謎解きというより人間ドラマ感が強かったかな。法の番人ではないから事件そのものはスルーなのね…。

寝ている琴子の鼻にポテトを突っ込む九郎さん…どんな愛情表現ですか!もっとやって欲しい(笑)

そして、九郎には探偵役が向いていないことがよくわかる話だった。

ギロチン三四郎は素朴な疑問の解決がしたいだけ、犯人は確かに優しいけど…怖いな。

  • オススメしたい他作品
・絶園のテンペスト
<完結済>原作者が同じ、城平 京先生の作品。
魔法を使ったバトル漫画であるが、人生観・世界観・価値観の異なるものによる人間ドラマ重視の漫画。
自分の住む世界のいろんな可能性を考えながら(空想含め)読むことが出来る作品。

あらすじ

ある日、魔法使いの姫君が樽に詰められ島流しにされた。

ある日、ひとりの少女が唐突に殺され、犯人が捕まらず時が過ぎた。

そしてある日、復讐と魔法をめぐる、時間と空間を越えた戦いが始まった!

・裏世界ピクニック
生物が居ない異様な雰囲気の裏世界、そこに現れる近代の都市伝説のキャラクター、説明無しで対処方法も分からないが故の読者も巻き込む緊張感。
画風は綺麗で非常に読みやすく、怪異も不気味に描かれていますし、全く読めないストーリー展開も秀逸。
あらすじ

ネット上で実話怪談として語られる存在が出現する、この現実と隣り合わせで謎だらけの。

研究とお金稼ぎ、そして大切な人を捜すため、鳥子と空魚は非日常へと足を踏み入れる。女子ふたり怪異探検サバイバル!!

・雨の日も神様と相撲を
<完結済>原作者が同じ、城平 京先生の作品。
ちょっと不思議な世界観を、慌てず騒がず冷静に受け止めて、風変わりなミステリのようなそうでないような日常を描いた作品。
日常から非日常への展開がゆるくまったりで読んでて面白い、とても読後感の良いお話です。
あらすじ
両親を突然の事故で亡くした中学生・逢沢文季。
親戚に引き取られ暮らすことになった村で彼が体験したのは、二本足で立ち、相撲を取るカエル達との遭遇、林に捨てられたトランク詰めの死体の謎解き、そして、オートバイを片手で軽く持ち上げる不思議な少女・遠泉真夏との日々だったーー。
・3×3EYES
<完結済、続編有>
圧倒的な画力と壮大なファンタジー設定に主人公とヒロインのいわゆる「ボーイ・ミーツ・ガール」的な作風の良質さはただただ単純に素晴らしい。
伝説の妖怪「三只眼」の少女・パイと、彼女によって不老不死の妖怪にされてしまった「无」の青年・八雲が「人間の象(使うと人間になれる)」を探しながら妖怪と戦うお話。パイと八雲の関係が良い。
あらすじ
藤井八雲の元へある日現れた少女・パイ。チベットから来た彼女は伝説の妖怪「三只眼」の唯一の生き残りだった。「人間になりたい」と言う彼女の話を、最初は信じなかった八雲だが、パイの力で命を助けられ、不死身の身体となる。
不老不死となった八雲は、額に第3の眼を持つパイと共に、人間になる方法を探して旅立つ――!!
壮大なスケールで描く冒険伝奇ロマン大作!
 
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