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舞妓さんちのまかないさん 6巻 あらすじとオススメしたい他作品

著者:小山 愛子
  • あらすじ

もうすぐ春です。

ここは京都のど真ん中にある花街。舞妓さんたちが共同生活を営んでいるのは「屋形」と呼ばれるおうちです。青森からやってきたキヨは舞妓さんを目指していたけれど、今は屋形のまかないさんとして舞妓さんたちの毎日の食事を作っています。

一方、キヨの幼なじみのすみれ(すーちゃん)は、仕込みさんという下積み期間を経て、晴れて舞妓さんになり、お稽古にお座敷にと毎日を忙しく過ごしています。

キヨたちが京都に来てもうすぐ1年。屋形には新人の仕込みさんがやってくることになりました。初めて「妹」ができることになり、すーちゃんは緊張を募らせます。

さて、新しい仕込みさんはどんな子なのでしょうか…?華やかな花街の舞台裏、普通の日のごはんを通して、温かな人間模様が描かれるお台所物語。

  • おすすめポイント

・キヨの“妹”分となる新人の仕込みさんが来る。ひとりひとり頑張っている姿が、当たり前に頑張れる強さというのか、そういうのが、すごいって素直に感じる物語。登場人物がみんな可愛く、心が折れてるとき何度も読み返したくなるお話。
舞妓さんたちが住む屋形で住み込みのまかないさんとして暮らし始めて約1年、キヨの“妹”分となる新人の仕込みさん・理子が来た—。元バスケ部員だった理子は背が高くて態度も体育会系でハキハキしており気持ちのいい子。まかないさんと聞いてキヨのことを勝手におばあちゃんだと想像していたり、メガネ先輩とのやり取りには笑った。

今回も美味しそうな牛丼など気取らないメニューの数々や、陰で努力する舞妓さん達の姿に励まされ癒されて、充足感で一杯に。文字だけデコレーションのお誕生日ティラミスは手間をかけた手作りの心が感じられて素敵。

すーちゃんはもう…ストイックすぎてかっこいいけど、キヨちゃんと話してる時のすーちゃんも好きだなー。

とてもとても心が洗われる漫画です。

  • おすすめしたい他作品

・衛宮さんちの今日のごはん

「Fate」のスピンオフ作品、本編は緊張感がある分、こちらは癒し系の作品。
テーマはごはん、日々の手料理が主役です。
どれがどれもおいしそうに描かれています。料理漫画として、レシピもしっかり書かれていて再現率も高いです。
食べる楽しみより、作る楽しみが伝わってくる。主人公・衛宮士郎の表情を見ているとそんな気持ちになってくる作品です。
・銀のスプーン
<完結済>主人公の律は受験を控えた高校3年生。
弟の調、妹の奏、そして母の4人暮らし。ところがある日、母の病気が発覚。律がはじめて台所に立つことに…。
単なる不幸ストーリーではなく、嫌味なキャラクターは出ない、それでもキャラクターはみんな立っていて、そしてほっとする。こんな物語めったにない、家族の絆と料理で心温まるおいしくて優しい物語です。

・甘々と稲妻

<完結済>育児と料理のハイブリッド漫画。読んでいると、料理がしたくなる作品。
パパの事が大好きで、パパもつむぎちゃんのことが大好きで、男で一つで育てる苦悩に追い込まれたパパが利害の一致でたどり着いた結論にはある種、納得です。

あらすじ

半年前に妻を亡くした高校教師犬塚公平は、男手ひとつで幼稚園に通っている幼い娘つむぎを育てていたが、料理がほとんどできないため、コンビニ弁当での食事や外食ばかりの日々を送っていた。

ある日、つむぎと出かけたお花見で、母にドタキャンされ泣きながらお弁当を食べていた女子高生・飯田小鳥と出会う。彼女との出会いを経て、つむぎにまともな食事を食べさせてやりたいという想いに駆られた公平は、小鳥の母が経営する料理屋「恵」を訪ねる。そこで、小鳥と一緒に炊いた土鍋のご飯をきっかけとして、3人で定期的に料理をするようになり、料理の楽しみに目覚めていく。

 
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