- あらすじ
舞妓さんを目指し、青森から出てきたキヨちゃんとすーちゃん。キヨちゃんはまかないさんとして、舞妓さんたちを台所から支えています。
故郷で甲子園を目指していた幼なじみの健太が、怪我を負ってしまったとの報せが入りました。そんな折、すーちゃんは青森へ一時帰省することになりーー…。
ちょっと切なくあたたかい物語が小さなお台所から紡がれます。
- おすすめポイント
・すーちゃんの内面性がよく描かれてて、その生真面目ぶりに泣けてきます。幼なじみの3人関係がとてもよく、特にキヨちゃん、17歳という若さで『屋形』の仕事をやり過ごし、舞妓さんのすーちゃんをさりげなく助ける!読むと心がほっこりしてきます。
すーちゃん帰郷編です。
ばあちゃんちの草むしりの姿が三人の原風景。蚊に刺されないキヨちゃんが微笑ましすぎる。
健太の投手生命がダメになったのは本当だった。すーちゃんから手渡されたキヨちゃんからの手土産を見る健太の顔、それを見る事ができて心の底から良かったと思うすーちゃん。でも、その勝利のジンクスであった筈のパン耳ラスクにひとしずくこぼれた涙。
今巻は3人の関係をすーちゃん視点で見る。ずっと大好きな二人の姿に自分もがんばらねばと。もう頑張ってるんだけどね。
そして愛宕山の千日詣、がんばったキヨちゃんと見守ったすーちゃん。何か素敵だ。
すーちゃんの心のそわそわ感は何となく読んでて伝わるものがあって、いい意味で心動かされる作品。ほっこり。
- おすすめしたい他作品
・衛宮さんちの今日のごはん
・甘々と稲妻
<完結済>育児と料理のハイブリッド漫画。読んでいると、料理がしたくなる作品。
パパの事が大好きで、パパもつむぎちゃんのことが大好きで、男で一つで育てる苦悩に追い込まれたパパが利害の一致でたどり着いた結論にはある種、納得です。
あらすじ
半年前に妻を亡くした高校教師犬塚公平は、男手ひとつで幼稚園に通っている幼い娘つむぎを育てていたが、料理がほとんどできないため、コンビニ弁当での食事や外食ばかりの日々を送っていた。
ある日、つむぎと出かけたお花見で、母にドタキャンされ泣きながらお弁当を食べていた女子高生・飯田小鳥と出会う。彼女との出会いを経て、つむぎにまともな食事を食べさせてやりたいという想いに駆られた公平は、小鳥の母が経営する料理屋「恵」を訪ねる。そこで、小鳥と一緒に炊いた土鍋のご飯をきっかけとして、3人で定期的に料理をするようになり、料理の楽しみに目覚めていく。