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舞妓さんちのまかないさん 13巻 あらすじとオススメしたい他作品

著者:小山 愛子
  • あらすじ

舞妓さんを目指し、青森から出てきたキヨちゃんとすーちゃん。キヨちゃんはまかないさんとして、舞妓さんたちを台所から支えています。

故郷で甲子園を目指していた幼なじみの健太が、怪我を負ってしまったとの報せが入りました。そんな折、すーちゃんは青森へ一時帰省することになりーー…。

ちょっと切なくあたたかい物語が小さなお台所から紡がれます。

  • おすすめポイント

・すーちゃんの内面性がよく描かれてて、その生真面目ぶりに泣けてきます。幼なじみの3人関係がとてもよく、特にキヨちゃん、17歳という若さで『屋形』の仕事をやり過ごし、舞妓さんのすーちゃんをさりげなく助ける!読むと心がほっこりしてきます。
すーちゃん帰郷編です。

ばあちゃんちの草むしりの姿が三人の原風景。蚊に刺されないキヨちゃんが微笑ましすぎる。

健太の投手生命がダメになったのは本当だった。すーちゃんから手渡されたキヨちゃんからの手土産を見る健太の顔、それを見る事ができて心の底から良かったと思うすーちゃん。でも、その勝利のジンクスであった筈のパン耳ラスクにひとしずくこぼれた涙。

今巻は3人の関係をすーちゃん視点で見る。ずっと大好きな二人の姿に自分もがんばらねばと。もう頑張ってるんだけどね。

そして愛宕山の千日詣、がんばったキヨちゃんと見守ったすーちゃん。何か素敵だ。

すーちゃんの心のそわそわ感は何となく読んでて伝わるものがあって、いい意味で心動かされる作品。ほっこり。

  • おすすめしたい他作品

・衛宮さんちの今日のごはん

「Fate」のスピンオフ作品、本編は緊張感がある分、こちらは癒し系の作品。
テーマはごはん、日々の手料理が主役です。
どれがどれもおいしそうに描かれています。料理漫画として、レシピもしっかり書かれていて再現率も高いです。
食べる楽しみより、作る楽しみが伝わってくる。主人公・衛宮士郎の表情を見ているとそんな気持ちになってくる作品です。
・銀のスプーン
<完結済>主人公の律は受験を控えた高校3年生。
弟の調、妹の奏、そして母の4人暮らし。ところがある日、母の病気が発覚。律がはじめて台所に立つことに…。
単なる不幸ストーリーではなく、嫌味なキャラクターは出ない、それでもキャラクターはみんな立っていて、そしてほっとする。こんな物語めったにない、家族の絆と料理で心温まるおいしくて優しい物語です。

・甘々と稲妻

<完結済>育児と料理のハイブリッド漫画。読んでいると、料理がしたくなる作品。
パパの事が大好きで、パパもつむぎちゃんのことが大好きで、男で一つで育てる苦悩に追い込まれたパパが利害の一致でたどり着いた結論にはある種、納得です。

あらすじ

半年前に妻を亡くした高校教師犬塚公平は、男手ひとつで幼稚園に通っている幼い娘つむぎを育てていたが、料理がほとんどできないため、コンビニ弁当での食事や外食ばかりの日々を送っていた。

ある日、つむぎと出かけたお花見で、母にドタキャンされ泣きながらお弁当を食べていた女子高生・飯田小鳥と出会う。彼女との出会いを経て、つむぎにまともな食事を食べさせてやりたいという想いに駆られた公平は、小鳥の母が経営する料理屋「恵」を訪ねる。そこで、小鳥と一緒に炊いた土鍋のご飯をきっかけとして、3人で定期的に料理をするようになり、料理の楽しみに目覚めていく。

 
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