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漫画紹介ブログです。「この作品が好きなら、あの作品もおすすめしたい」そんな思いからスタートしています。

竜と勇者と配達人 4巻 あらすじとオススメしたい他作品

著者:グレゴリウス山田
  • あらすじ

下っ端ながらもバリバリ働くハーフエルフの吉田は、いまや駅逓局の大きな戦力。その一方で辞職騒ぎに巻き込まれたり、仕事先で運び屋や魔術師と張り合ったりと、面倒ごとも増えているようで……。

名もなき仕事人たちの活躍を描くファンタジー物語、盗賊組織の活動の一端も明かされる第4巻!

  • おすすめポイント

・自分たちの人生に、そして術師の未来に関わる大きな決断をします。それが吉と出るのか凶と出るのか…彼らの行く末が楽しみ!アクションシーンもサービスシーンも多いのに微塵たりとも色気を感じさせない短慮の吉田さんが“郵便”事業に汗水垂らす4巻(笑)!
初登場回ではブラックな職場を勢いでやめ、その後の出番でも順調に転落していった彼らですが、今巻では自分たちの人生に、そして術師の未来に関わる大きな決断をします。それが吉と出るのか凶と出るのか…彼らの行く末が楽しみです。

これまでもちょくちょく登場してきた氷魔術師のパキリと炎魔術師のヤスミン。今巻はこの二人にスポットを当てた話が多いです。

八ツ目一家に身を寄せて下働きを頑張るも、盗賊組織だけあって中々にブラック。彼らが報われる日は来るんでしょうか。

初期に登場した山の頂上に住むおじいちゃん魔術師、深緑のオズワール氏が再登場してきたのが懐かしかったです。

そして、私は何よりもこの作品での世界観の描写、絵のタッチが好きです。
トーンを使わないミリペンタッチのディテールが好きです。

  • オススメしたい他作品
 ・騎士譚は城壁の中に花ひらく

終始あたたかいムードの、中世ヨーロッパ(を模した世界)の城での日常生活を描いた作品。

食べ物について、照明について、薬草について、など所々コラムのようにちょっとした知識の紹介があり、作中舞台の雰囲気が豊かに描かれているのが魅力的。

主人公は騎士見習いだが、城での生活を通して出会う様々な職業、立場のサブキャラクターもまだ第二の主役といえる。彼らが与える小さな気付きが、決して華やかなことばかりではない騎士の修行の手助けに繋がっている。

中世の城を緩やかに流れる時間を楽しめる作品。

あらすじ

寝食、給仕、馬の世話。騎士見習の城暮らし。

誰にも負けない、うんと強い騎士になる!
騎士を目指す貴族の子弟ロサ=スカーラエは、名門と名高い 『錠の城』へとやってきた。立派な騎士となり、故郷の「梯子の城」に戻るため。

地道に、真摯に、少しずつ『錠の城』で様々な出会いや経験を積み重ね叙勲を目指す騎士見習いの成長譚。

"実際にダンジョンがあったら"という現実感が追求され、魔物の生態やダンジョンの構造を詳細に描れた作品。
モンスターの生態を暴いて創意工夫で勝つといった感じな作品。物語の展開と内容が非常に丁寧に作られた作品で、主人公も周りの仲間達もキャラクターが非常に立っている。
オリジナリティがあり、物語の展開テンポがよくて読みやすい作品。
フィンランドのサーミ人男性のもとに嫁いだドイツの女性軍人のほのぼの北欧狩猟ライフ。
狩猟、採取、加工、料理そしてアラサー同士のむず痒い恋愛と、他の作品にはないような要素がたくさんで面白いのでオススメです。
また、画力・知識・キャラクターがマッチした作品のテイストを兼ね備えたとても読みやすい作風なのもポイントです。
・葬送のフリーレン

魔王を倒した勇者一行の“その後”。
魔法使いフリーレンはエルフであり、他の3人と違う部分があります。

彼女が”後”の世界で生きること、感じることとは、
残った者たちが紡ぐ、葬送と祈りとは、
物語は“冒険の終わり”から始まる。

英雄たちの“生き様”を物語る、後日譚(アフター)ファンタジー!

とても良く描き込まれており、個性豊かな登場人物によって物語へ惹き込まれます。

 
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