原作:柏てん
キャラクター原案:COMTA
- あらすじ
スレンヴェール王との交渉に赴いたエリアナが深く傷つけられたことに激怒したグリードは、その場で国王やルーナたちに罰を下し、スレンヴェールを乗っ取ってしまう。
グリードの思いやりに触れ、竜の花嫁としてもっとふさわしくなりたいと願ったエリアナは、ジルの助言に従って思い切った行動に出るのだが……!?
新しい国づくりが進む中、種族を超えた不器用な夫婦愛の行方やいかに!!
- おすすめポイント
・もはや婚約者乗っ取り妹の屑っぷりは様式美!ダイジェストかと見間違えるくらいの足早なスピードで物語が展開した今巻!主人公オーラを見せてくれるようになったエリアナに親心を抱く3巻。
サブタイトルに偽りの無い展開に。
まさか母国も乗っ取るとは思わなんだ…。俄然面白くなってまいりました。「まってましたこの展開!」って感じですね。
母国の連中は実妹筆頭にひどいですね。直答がエンタメ扱いなのも嫌な感じ。完膚なきまでに同情の余地無しの展開が続き、読者に「まぁ滅ぶのも仕方ないかな」と思わせてくれる。こうなってくると第二王子が唯一の良心かな。
エミリアに何らかの感情があるようだけど、彼の存在が希望なのか不安分子なのか分からない。ルーナの今後も怖いなぁ。
まぁ、反乱軍の行動はやむを得ないところだろう。その点、対応が不十分だったということだろしね。しかもグリードが手こずる奴も助っ人として担ぎ出されてきたらしく。8匹くらい竜がいるらしいから…そういうことかな。
次巻、どっちに転んでも面白そう。
- オススメしたい他作品
・悪役令嬢は隣国の王太子に溺愛される
ヒロインが複数人の男性にアプローチする漫画ではなく。ただ、ヒロインがひとりの男性と幸せになっていく過程を描いた作品。
悪役令嬢なのに正統派なのでスッキリする内容。なので、男性でも読みやすい漫画。
あらすじ
自国の王太子の婚約者であるティアラローズは、ここが前世で自分が大好きだった乙女ゲームの世界だと気がついた。 しかも、自分はヒロインではなく、「悪役令嬢」!?
気がついたときにはすでに「婚約破棄」と「国外追放」を告げられる、物語のエンディングの卒業パーティ前日…… しかし、ゲームのシナリオ通りに進んでいく…はずが、ありえない出来事が。
なんと隣国のイケメン王太子アクアスティードが、悪役令嬢のはずのティアラローズに突然の求婚!? 悪役令嬢のはずが超高スペックな隣国の王子に愛されまくりのラブストーリー☆
・蒼竜の側用人
龍・美少女・王宮ファンタジー・巫女という萌え要素の嵐!
ヒロインの引っ込み思案マイナス思考的なところに応援したくなる作品。
蒼龍の事実が隠蔽されていたり、王宮内がなんとなく仄暗いのもリアリティがあっていいです。
あらすじ
生まれ育った村に居場所を無くした巫子・ルクル。村を飛び出した彼女が得た仕事は、アズファレオ王国の宮殿に棲む一匹の竜の世話だった。
気性の荒い竜・ユリウスに初めは恐る恐る接していたルクルだったが、少しずつ彼の不器用な優しさに気付きはじめる。
そして、次第に明かされる王国と竜を巡る秘密とは…?少女と竜が織りなすファンタジー・ロマンス!
「倒れた母のためには金がいる。だから王宮に出仕してくれ!」
ある日、父にそう言われた伯爵令嬢のミュリエルは、断固拒否した。
なにせ彼女は、人づきあいが苦手で本ばかりを読んでいる引きこもり。王宮で働くなんてムリ!…と思っていたけれど、父が提案したのは図書館司書。そこでなら働けるかもしれないと、早速ミュリエルは面接に向かうが。
どうして色気ダダ漏れなサイラス団長が面接官なの!?それにいつの間に聖獣のお世話をする「聖獣番」に採用されたんですか!?
引きこもり令嬢と聖獣騎士団長の聖獣ラブコメディ作品。
<完結済>乙女ゲーム世界の悪役令嬢に転生したアイリーン。
破滅エンドのシナリオに抗うべくラスボスの魔王クロードの攻略を計画。王道に始まり王道に終わる本作品。
読んでいてこちらも幸せになれる悪役令嬢系の王道作品で、少なめの巻数(全3巻)で読める点もオススメです。