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ブルーピリオド 11巻 あらすじとオススメしたい他作品

著者:山口 つばさ
  • あらすじ

高2で絵を描くことの楽しさに目覚めた矢口八虎の新しい生活が始まった。

金欠に悩む八虎がたまたま応募したバイト先は高校の恩師・佐伯先生が開く絵画教室だった。佐伯先生のもとで働くことになった八虎は小さな子供たち相手に四苦八苦。

中でも問題児の翔也くんに「ピカソはなぜすごいのか?」と問われるも答えられず…。

躍起になって調べるが、深く理解できない八虎は博識なある人物に相談する…!

  • おすすめポイント

・子供たちと触れ合っていくことで「絵」を通して人生を見させられるとは思っていませんでした。本物の、何歳であっても、だれが決めるでもない、「自分」の人生に向き合いたいと心から思えた今巻。
八虎、絵画教室でバイトするの巻。

子ども達への指導を通して、八虎は自分の内面と向き合い、様々な気付きを得る。読みながら、今回もガッツリ精神をえぐられた。

そうなんだよね、子どもって、空気を読むのが本当に鋭い。無邪気にのびのびと育ってほしいと思う反面、将来的には社会に通用する人間になってほしいとも願う。

子が手にする玩具や本にも、つい「どういった力が育まれるか」を考えてしまう。単純に、夢中になって遊べば、それでOKなのにね。自分の欲深さにゾッとするわ。小枝ちゃんパパみたいになっていないか、気をつけようっと。

また、親の言動って大人になってから明確な記憶には残らないけど、自分の根底にずっと残り続けて価値観を作ってしまうから罪だと思えた。

芸術って承認欲求もあるけど自己実現欲求の方を大切にしないとしんどいと思えた今作。

やっぱり、さまざまな視点から勉強になる作品です。

  • オススメしたい他作品

・アルテ

フィレンツェの貴族の家に生まれた16歳の少女。 絵を描くことが何よりも好きで、父の死後、結婚して家庭に入ることを拒否して家を飛び出し、画家の道を志す。 女性の身で画家を目指すことから、さまざまな差別や試練にぶつかるが、持ち前の明るさと負けん気の強さで乗り越えていく。

負けん気が強くて、元気な主人公に元気を貰える。歴史をベースにした女性画家の自立物語。

・GA-芸術科アートデザインクラス-

<完結済>

とある学校の芸術科クラスに通う5人の女の子。彼女たちがデッサンしたり、粘土をこねたりしてるのを見てると、いつの間にかこっちも一緒に授業を受けてる気分に!?美術系4コマ漫画作品。

美術関連の知識がなくても大丈夫。解説とギャグをしっかり混ぜてあり、ほんわかギャグ漫画として読みやすい作品。

 
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