- あらすじ
瑠璃色の瞳を持つ少女ニナは、大国ガルガダへの輿入れを控えていたアリシャ姫の身代わりとして、フォルトナの第二王子アズールに見出される。孤独な星の下に生まれ、互いに惹かれ合うふたり。
ニナは、国王に狙われたアズールの命を救うため、ガルガダの第一王妃の座を手に入れることを決意する。
しかし、ガルガダの第一王子セトは、愛を知らぬ冷酷な青年だった。それでもニナは「私を好きになってみるのはどうかな?」と持ちかけ、少しずつ距離を縮めていくが、突如として、王位継承順位は白紙となり、王の座をめぐってニナの争奪戦が繰り広げられることに。
さらにそこへ、フォルトナ国の使者としてアズールが現れる。そして、<獅子王の祭り>にて、ニナを巡って、アズールとセトが剣を抜いて戦い、その代償としてセトは投獄されることに。太陽の王子と月の王子に求められ、星の巫女の選ぶ道とはーー!?
運命が加速する極上の王宮ファンタジー第6巻!
- おすすめポイント
・2人の男の戦い方と愛し方!この回も非常に読み応えのある展開でした。ニナの揺れ動くさまはいじらしくもあり、切なくもあり、強くもある。読者の心をとても揺さぶります。まだ先の展開がどのようになるか…。
アズが来てくれて嬉しい反面、アズが自分を連れ戻そうと思ってくれていると知り決心が揺らぐニナ。
アズのいるフォルトナを守るため、敵国ガルガダに嫁ぎ、そこで自分なりに婚約相手であるセトと向き合ってきた。
セトの過去や本来の性格を知り、この人を大事にしたいと…そう考え直した矢先だったから余計に辛い。
一方、セトに執心するあまりニナの命を狙う第四王子。彼の策略とヒカミがそれを利用したことにより、セト毒殺未遂としてニナが投獄されてしまう!
さらに第四王子の差し金で、ニナは最悪の監獄へ…。続きが気になる!!
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