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辺境の老騎士 バルド・ローエン 1巻 あらすじとオススメしたい他作品

漫画:菊石 森生
原作:支援BIS
  • あらすじ

旅の共は馬と剣と、美味い飯。そして姫への想いだけ。

金も名誉も捨てて、老騎士バルドは死にゆくための旅に出た。

ひとりぼっちで美味しいご飯に舌鼓を打ち、ひとりぼっちで見慣れぬ景色に感嘆する。

死に場所を探す旅路はひっそりと始まった。

しかし、彼は知らない。

それが新たな冒険の幕開けとなることを。

辺境の大領主コエンデラ家が引き起こす争いにバルドはいつの間にか巻き込まれていくーーー。

  • おすすめポイント

・主人公は、おっさんを通り越しておじいさん。じいさん視点での異世界の終活の旅となります。色気はないけれども、若い頃のロマンスがほのかに漂い、そこには人生が感じられ、陰謀や魔物との戦いという展開もあり、世界の重層構造が感じられます。
主人公は不敗の騎士と呼ばれる程の凄腕だか肉体的な全盛期はとうに過ぎた老騎士。

一流の使い手との戦いだとどうなるか分からない緊迫感があって良い。

精霊や魔法などの超常現象は存在するのかしないのか今のところほんのり薫る程度の要素。

しかし世界を囲う大障壁って山脈どころか雲より高いって規模がデカ過ぎるしかなり異質な感じ。

この辺もいずれ物語に関わってくるんだろうか。

引退した老騎士が死に場所を求めて旅に出る…と書くと暗い話に見えるが、美味しい物を食べ、美しい景色を見て、その感動を自分のお姫様に手紙でつづる物語。

世界観や絵柄はとても良い。

それに主人公のバルドも生き生きと老後の旅を楽しんでいる感じが溜まらない。

  • おすすめしたい他作品

・とんがり帽子のアトリエ

小さな村の少女・ココは、昔から魔法使いにあこがれを抱いていた。

だが、生まれた時から魔法を使えない人は魔法使いになれないし、魔法をかける瞬間を見てはならない。そのため、魔法使いになる夢は諦めていた。ある日、村を訪れた魔法使い・キーフリーが魔法を使うところを見てしまい…。

これは少女に訪れた、絶望と希望の物語。綺麗なタッチで描かれる魔法と少女達の奮闘に、いつのまにか引き込まれている作品。

・神たちに拾われた男

社会人の男性が男の子に転生し、森で一人、のんびり暮らし始めた竜馬。魔法でテイムしたスライムたちの研究にのめり込んで行き…。

意外と便利に使えるスライムたちと、まったり第二の人生を謳歌する、異世界スローライフファンタジー!

子供への転生、前世での経験・知識を活かす、優しすぎるくらいの主人公の性格。アニメ化されたオススメ作品です。

・魔法使いの嫁

少女を金で買ったのは、ヒト為らざる魔法使い羽鳥チセ15歳…。身寄りもなく、生きる希望も術も持たぬ彼女を金で買ったのは、ヒト為らざる魔法使いだった…。英国を舞台にした異類婚姻幻想譚。
読み進めるうちに、ファンタジーの世界が眼前に広がっていくような作品です。

・望まぬ不死の冒険者

魔物になった主人公がかっこいい。絵とストーリーがマッチしている作品。

魔物になり人間になるために進化を使いたいが, 周りの人達を優先する主人公。

精神的なかっこよさをもった主人公がとてもかっこいいです。

ちょっと暗めな絵がこの物語をひきたてます。周りの人達のことを考える優しい主人公、気が付くと感情移入しているような作品。

・最果てのパラディン
“生”に挫折し、生きることを手放した男に与えられたものは、新たな人生と不思議で歪な家族だった。
彼は前世を悔い、再び生まれ落ちたこの新たな世界で“生き直す”ことを決意するのだった。これは罰なのか。それとも―。
自分を律し、正しくあろうとする主人公に励まされる。綺麗なタッチで描かれたファンタジー作品。
・葬送のフリーレン

魔王を倒した勇者一行の“その後”。
魔法使いフリーレンはエルフであり、他の3人と違う部分があります。

彼女が”後”の世界で生きること、感じることとは、
残った者たちが紡ぐ、葬送と祈りとは、
物語は“冒険の終わり”から始まる。

英雄たちの“生き様”を物語る、後日譚(アフター)ファンタジー!

とても良く描き込まれており、個性豊かな登場人物によって物語へ惹き込まれます。

 
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