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乙嫁語り 8巻 あらすじとオススメしたい他作品

著者:森 薫

  • あらすじ

アミルの友人パリヤにとって、目下のところ気になるのは結婚相手。

率直すぎる性格が災いしてか、なかなか縁談がまとまらない日々。

そんなパリヤにも最近、気になる相手ができたようで……。

第5の乙嫁(おとよめ)は人気の高いパリヤさんの物語! 

果たしてパリヤは結婚できるのか!? 

暗黒期から抜け出せるのか!? 

悠久の大地・中央アジアを舞台に描くブライド・ストーリー『乙嫁語り』、抱腹絶倒の第8巻!

  • おすすめポイント

・相変わらず細密で美しい絵と心理描写!豊潤な人間関係!いよいよアミルの親友パリヤ編が始まる。何かと少年っぽい性格のパリヤだが自覚なき乙女心に悩む様子が可愛らしい。
姉妹妻の続き。夫に死なれ路頭に迷いそうなシーリーンを夫に第二妻にと紹介し家族毎邸宅に引き取るアニス。

シーリーンに含みはなさそうだけど結構危なっかしい奥様なアニス。大丈夫??

一方、アミルの街は襲撃で大損害を被り、パリヤの嫁入り支度も一から揃え直すことに。

女性陣の協力の元お婆様の手ほどきを受けながら前より良いものを作り出そうと努力する。

縁談相手のウマルも街の復興を手伝いに来てなんだかいい感じ。

カルルクも少しずつ成長してアミルに心身ともに追い付かんと努力。

アミルの兄アゼルも愚父の跡を継ぎ族長になり族間も一安心。

本当に必要に迫られた時に、良い師匠について、ちょっと難しいくらいのを手がけるのが物ごとを上達させる秘訣。

お婆様に仕込んでもらえるなんて、なんて羨ましい…逃げ場もなさそうだけど(笑)

嫁入りにそんなに大仰なものを揃えなくてはいけないなんて、19世紀の中央アジアの女子たちは大変だったんだな…自分だったら確実に嫁に行けなそうで、パリヤさんをすごく応援したくなる(笑)

そしてアミルとカルルクさんは相変わらず微笑ましい。

  • おすすめしたい他作品
フィンランドのサーミ人男性のもとに嫁いだドイツの女性軍人のほのぼの北欧狩猟ライフ。
狩猟、採取、加工、料理そしてアラサー同士のむず痒い恋愛と、他の作品にはないような要素がたくさんで面白いのでオススメです。
また、画力・知識・キャラクターがマッチした作品のテイストを兼ね備えたとても読みやすい作風なのもポイントです。
あらすじ

極寒の地を治める伯爵リツハルド。男前の元女性軍人ジークリンデ。彼女の鋭い眼差しに心奪われたリツハルドは、思わず告げる。

「あっあの、自分と結婚してください!!」

一目惚れからはじまる、一年間のお試し婚。ソリを駆ってトナカイを狩り、解体&仕分け&熟成。ベリーを摘み、保存食や蝋燭、伝統工芸品を作る合間に、凍結湖で魚釣り。熟成肉の香草焼きに、トロけるチーズとパリパリソーセージ、木の実いっぱいのパンとほかほかサーモンシチュー。

自給自足の狩猟民族的スローライフを通して、奥手な2人は無事、正式な夫婦になれるのか!?

・テンジュの国
<完結済>心優しい少年と不思議な花嫁が織りなす、チベットの日常が満載の、ほのぼの物語。
あらすじ
十八世紀、チベット。山間のとある村に住む13歳の医者見習いの少年、カン・シバ。ある日、帰宅すると、家には嫁ぎ先に向かう花嫁とその一行が滞在していた。
花嫁の名前は、モシ・ラティ。彼女は、異国からはるばるやってきたカン・シバの花嫁だった…!
 
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