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乙嫁語り 12巻 あらすじとオススメしたい他作品

著者:森 薫

  • あらすじ

中央アジアを舞台に、さまざまな結婚模様を描き連ねていく『乙嫁語り』。

撮影の旅を続けるスミス一行は、アニスとシーリーンが暮らす町へと戻ってきました。

「何もやることがない一日」を描いた前後編、「猫」や「髪」、「風呂」に「手紙」の漫画など、大小さまざまな9篇の作品を収録。

ロシア軍の南下がうわさされるなか、スミスの旅路に幸あらんことを!

  • おすすめポイント

・何気ない日常であるけれど、かけがえのないヒトコマ。異文化の優しい交わり。スミスとタラスの旅路が穏やかに続く。タラスと、アニスとシーリーンとの出会いからの、典雅な乙嫁トークが美しい。
短編集みたいで皆の日常が垣間見えて良い。

猫の動きのリアルな躍動感が素晴らしい。

桑らかく飛びはねる感がまさに猫。

スミスさん家は立派な貴族のようでタラスさんは少し苦労するんじゃないかなーと思いながらも、旦那様には内緒でアニス達の写真をしっかり写してくるあたりはたくましくて好き。

あとお風呂屋でアニスがみんなに囲まれているのを見て涙ぐむマーフもなんか好き。

写真機材を手に入れたスミスさんが元来た道をたどる…前にそれぞれの暇のつぶし方で主要人物だいたい勢揃い♪

いや、でもパリヤさんは暇ではないはず…!

人前では見せない髪の美しさを堪能。

スミスの調査は言語が主体だったのね。

それにしてもここでタラスは何を思っていたのか…?

再び訪れたアニスとシーリーンの所で話したことが全部なのかな?

やっぱりまだ、使用人でも良いと思ってる? 

お風呂で知り合った人たちと楽しそうにしてるアニスを見ているマーフの涙にじんと来ました。

後書きの”独占自分インタビュー”って(笑)

  • おすすめしたい他作品
フィンランドのサーミ人男性のもとに嫁いだドイツの女性軍人のほのぼの北欧狩猟ライフ。
狩猟、採取、加工、料理そしてアラサー同士のむず痒い恋愛と、他の作品にはないような要素がたくさんで面白いのでオススメです。
また、画力・知識・キャラクターがマッチした作品のテイストを兼ね備えたとても読みやすい作風なのもポイントです。
あらすじ

極寒の地を治める伯爵リツハルド。男前の元女性軍人ジークリンデ。彼女の鋭い眼差しに心奪われたリツハルドは、思わず告げる。

「あっあの、自分と結婚してください!!」

一目惚れからはじまる、一年間のお試し婚。ソリを駆ってトナカイを狩り、解体&仕分け&熟成。ベリーを摘み、保存食や蝋燭、伝統工芸品を作る合間に、凍結湖で魚釣り。熟成肉の香草焼きに、トロけるチーズとパリパリソーセージ、木の実いっぱいのパンとほかほかサーモンシチュー。

自給自足の狩猟民族的スローライフを通して、奥手な2人は無事、正式な夫婦になれるのか!?

・テンジュの国
<完結済>心優しい少年と不思議な花嫁が織りなす、チベットの日常が満載の、ほのぼの物語。
あらすじ
十八世紀、チベット。山間のとある村に住む13歳の医者見習いの少年、カン・シバ。ある日、帰宅すると、家には嫁ぎ先に向かう花嫁とその一行が滞在していた。
花嫁の名前は、モシ・ラティ。彼女は、異国からはるばるやってきたカン・シバの花嫁だった…!
 
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