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乙嫁語り 13巻 あらすじとオススメしたい他作品

著者:森 薫

  • あらすじ

中央アジアを舞台に、さまざまな結婚模様を描き連ねていく『乙嫁語り』。

カメラを手に、旅を続けるスミスたち。

やがてたどり着いたのは、アラル海周辺の漁村。

そこは褐色の双子乙嫁、ライラとレイリが暮らす村であった!

懐かしき再会もつかの間、新婚ほやほやの双子によるおもてなしの宴が始まる!

  • おすすめポイント

・双子新米乙嫁のおもてなし!そして旅路は…。ロシアとイギリスのはざまで中央アジアに風雲急を告げる展開です。美麗な一コマ一コマにしみじみ思う。
双子姉妹再び。この二人の乙嫁が出るととても賑やかになりますね。

タラスさんと共に海で泳いだ回の三人はとても魅力的でした。

特に双子の素潜りの二ページぶち抜きのシーンは圧巻の出来栄え。

まるで海の中にいるかのような気分になりました。

ロシアの侵攻によりスミスさんの旅はここで断念となってしまい、推しメンのワイルドビューティな乙嫁アミルさんとパリヤさんに会えずじまいなのは残念。

二人の集落に何事もなければ良いのだけれど。

双子はやっぱりかわいいしたくましい。

話をぐるんぐるん回すので大好きです。

それにしても……約束されていたきな臭さが遂に形になってきたなあと。

再会が果たせなかったのはとても悲しいけれど、これもこの時代に生きるということなんだと思います。

そこまでひどい話にはならないと思いますが、この先一体どうなるんだろう。

そんな不安を全く無視した後書きもすてき。

  • おすすめしたい他作品
フィンランドのサーミ人男性のもとに嫁いだドイツの女性軍人のほのぼの北欧狩猟ライフ。
狩猟、採取、加工、料理そしてアラサー同士のむず痒い恋愛と、他の作品にはないような要素がたくさんで面白いのでオススメです。
また、画力・知識・キャラクターがマッチした作品のテイストを兼ね備えたとても読みやすい作風なのもポイントです。
あらすじ

極寒の地を治める伯爵リツハルド。男前の元女性軍人ジークリンデ。彼女の鋭い眼差しに心奪われたリツハルドは、思わず告げる。

「あっあの、自分と結婚してください!!」

一目惚れからはじまる、一年間のお試し婚。ソリを駆ってトナカイを狩り、解体&仕分け&熟成。ベリーを摘み、保存食や蝋燭、伝統工芸品を作る合間に、凍結湖で魚釣り。熟成肉の香草焼きに、トロけるチーズとパリパリソーセージ、木の実いっぱいのパンとほかほかサーモンシチュー。

自給自足の狩猟民族的スローライフを通して、奥手な2人は無事、正式な夫婦になれるのか!?

・テンジュの国
<完結済>心優しい少年と不思議な花嫁が織りなす、チベットの日常が満載の、ほのぼの物語。
あらすじ
十八世紀、チベット。山間のとある村に住む13歳の医者見習いの少年、カン・シバ。ある日、帰宅すると、家には嫁ぎ先に向かう花嫁とその一行が滞在していた。
花嫁の名前は、モシ・ラティ。彼女は、異国からはるばるやってきたカン・シバの花嫁だった…!
 
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