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辺境の老騎士 バルド・ローエン 3巻 あらすじとオススメしたい他作品

漫画:菊石 森生
原作:支援BIS
  • あらすじ

人民の、そして姫の騎士として永年の怨讐に老騎士は立ち向かうーー。

辺境を揺るがした「印形」と「二重の螺旋」の謎。

それはバルド・ローエンが愛したアイドラの息子ジュールランの出生にまつわるものだった。

仇敵カルドス・コエンデラは己の野心の為にその秘密を利用して恐るべき陰謀を仕掛けた。

ーー老騎士はひとり、カルドスの城に乗り込む。

  • おすすめポイント

・「ハードボイルドなファンタジー世界の冒険活劇」悪巧みと解決、そして新たな旅立ち。込められた思いをこそ受け止めている様がしんみりさせます。これでようやくバルド・ローエンの旅が本当に始まる感じか。
「人生を少しばかり気ままに過ごさせてもらっても、ばちは当たるまいよ。行ったことのない所にいき、見たことのない物を見るのじゃ。生きるままに生き、死ぬようにしのう」良い言葉ですよね。

仇敵カルドスの執着と苛烈さが見える語り、からのバルドの先回りによって全てが阻まれ追い詰められたと知った時の憔悴具合は原作読んだ時も思ったけどなんとも言えず憐れだ。

怒りによる大立ち回り、ジョグ・ヴォードもあしらってみせる姿に少し震える。

怒りを爆発させても仇敵を殺すまではしなかったのはひとえに姫に恥じぬ騎士であろうとする心意気なのが…私怨に囚われては思いに添えなかったと振り返るのがまた…。

そしてまだ旅は続く。

からのスタボロスはやっぱり寂しい。

謎が解けて第一部完。策略と謎解きが面白かったです。 第二部開始。

  • おすすめしたい他作品

・とんがり帽子のアトリエ

小さな村の少女・ココは、昔から魔法使いにあこがれを抱いていた。

だが、生まれた時から魔法を使えない人は魔法使いになれないし、魔法をかける瞬間を見てはならない。そのため、魔法使いになる夢は諦めていた。ある日、村を訪れた魔法使い・キーフリーが魔法を使うところを見てしまい…。

これは少女に訪れた、絶望と希望の物語。綺麗なタッチで描かれる魔法と少女達の奮闘に、いつのまにか引き込まれている作品。

・神たちに拾われた男

社会人の男性が男の子に転生し、森で一人、のんびり暮らし始めた竜馬。魔法でテイムしたスライムたちの研究にのめり込んで行き…。

意外と便利に使えるスライムたちと、まったり第二の人生を謳歌する、異世界スローライフファンタジー!

子供への転生、前世での経験・知識を活かす、優しすぎるくらいの主人公の性格。アニメ化されたオススメ作品です。

・魔法使いの嫁

少女を金で買ったのは、ヒト為らざる魔法使い羽鳥チセ15歳…。身寄りもなく、生きる希望も術も持たぬ彼女を金で買ったのは、ヒト為らざる魔法使いだった…。英国を舞台にした異類婚姻幻想譚。
読み進めるうちに、ファンタジーの世界が眼前に広がっていくような作品です。

・望まぬ不死の冒険者

魔物になった主人公がかっこいい。絵とストーリーがマッチしている作品。

魔物になり人間になるために進化を使いたいが, 周りの人達を優先する主人公。

精神的なかっこよさをもった主人公がとてもかっこいいです。

ちょっと暗めな絵がこの物語をひきたてます。周りの人達のことを考える優しい主人公、気が付くと感情移入しているような作品。

・最果てのパラディン
“生”に挫折し、生きることを手放した男に与えられたものは、新たな人生と不思議で歪な家族だった。
彼は前世を悔い、再び生まれ落ちたこの新たな世界で“生き直す”ことを決意するのだった。これは罰なのか。それとも―。
自分を律し、正しくあろうとする主人公に励まされる。綺麗なタッチで描かれたファンタジー作品。
・葬送のフリーレン

魔王を倒した勇者一行の“その後”。
魔法使いフリーレンはエルフであり、他の3人と違う部分があります。

彼女が”後”の世界で生きること、感じることとは、
残った者たちが紡ぐ、葬送と祈りとは、
物語は“冒険の終わり”から始まる。

英雄たちの“生き様”を物語る、後日譚(アフター)ファンタジー!

とても良く描き込まれており、個性豊かな登場人物によって物語へ惹き込まれます。

 
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