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売国機関 1巻 あらすじとオススメしたい他作品

原作:カルロ・ゼン
漫画:品佳直

  • あらすじ

チュファルテク合同共和国ーー。

戦争が終わった国家を舞台に、内なる暗闘が始まる。

”愛国者”の敵は、いつだって”愛国者”だ。

『幼女戦記』のカルロ・ゼン最新作!! 

これは、血と鉄で刻む戦後を抱きしめる物語ーー。

  • おすすめポイント

・戦争が終わったばかりの国を舞台に、塹壕戦を経験したヨランダ少佐を主人公とする物語。非常に解りやすいキャラクター達によって表現し、また自身の解説までユーモアのあるエンターテイメント作品。
戦争が終わったばかりの国を舞台に、塹壕戦を経験したヨランダ少佐を主人公とする物語。

戦争を継続し外的を打ち滅ぼせと叫ぶ愛国者=実際の戦争を経験した事がない豚共に、ヨランダ少佐は戦争とはどういうものかを身をもって優しく教えて(処分して)くださいます。

そんなヨランダ少佐が所属する公衆衛生課独立大隊、通称オペラ座(愛国者にとっては売国機関)に、ヨランダ少佐が信頼を寄せてたが殉職した中尉の代わりとして新任のモニカ少尉が栄転します。

まだまだひよこ同然のモニカ少尉、幼女戦記のヴィーシャ副官のように、今後どのようにオペラ座に染まっていくか続巻が気になりますね。

エンターテイメント作品として、非常に解りやすいキャラクター達によって表現し、また自身の解説までユーモアのあるエンターテイメントとして提供してくれている漫画。

  • オススメしたい他作品

・幼女戦記

同じく「カルロ・ゼン」先生が原作の作品。

サイコパス系サラリーマンが魔法の使える世界に女の子として転生し、帝国の軍人として仕え、空飛ぶ飛行魔道士として敵国を蹂躙していく、というお話。

無駄なく、隙なく、ところどころ鳥肌を与えてくれる作品。絵が綺麗だし、読みやすく、迫力もあるし、世界観も壊さないなど、漫画としては否定するべき箇所が見つからない、表現力が最高な漫画です。

あらすじ

超合理主義エリートサラリーマンが転生したのは、なぜか幼女だった!? 

魔法と小銃の入り乱れる異世界で、軍での出世&安全な後方勤務を目指すが、なぜかエースとして祭り上げられ……?

・軍靴のバルツァー

騎士道的な戦争と近代戦が入れ替わろうとしている時代の、架空のヨーロッパ国家。この時代と舞台背景は現実の歴史で、国は架空というのが、ありそうでなさそうな設定でいい。歴史を無視した架空の兵器とかは使えず、しかし、史実にない戦争やエピソードは自由自在に作れるという世界観の中で、この先どのように話を展開させるかが見所。

ファンタジー嫌いで戦争物好きな人には特におすすめです。

あらすじ

十九世紀帝国主義時代。軍事大国から派遣され、同盟小国バーゼルラントの士官学校へ教官として赴任したバルツァー少佐。
彼への指令は同盟国の軍政改革を押し進めるというものだったが、バーゼルラントの前時代的な戦略戦術論と旧式の兵器の前に悪戦苦闘を続ける毎日。挙げ句の果てに同僚教官と衝突することに!!
近世士官学校の日常と兵器や戦術を緻密に描写した新ジャンル歴史漫画スタート!!

・憂国のモリアーティ

生粋のシャーロキアンならホームズと同じくらいモリアーティ教授が好きという人も多いはず!そんなモリアーティ側の視点から描かれた本作はとても新鮮です。何よりモリアーティ教授はとても人間味あふれる人物、どちらかというと犯罪界のナポレオンと呼ばれ、冷血な人間と思われがちですが彼の犯罪には守るべきものへの想いと信念が宿っている。

もちろん良いことではないけどこの作品はダークファンタジーにも似た悪役視点からの正しさが非常に興味深く描かれています。

あらすじ

時は19世紀末、大英帝国最盛期のロンドン──。

この国に根付く階級制度に辟易するモリアーティ伯爵家家長子・アルバート。孤児院から引き取ったある兄弟との出会いによって、世界を浄化するための壮大な計画が動き出す。

名探偵シャーロック・ホームズの宿敵、モリアーティ教授の語られざる物語の幕が開く──!!

 
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