- あらすじ
タンポポの構成員である皮下を追って高級ホテルに忍び込んだ太陽。
辿りついた最上階には新たな敵が待ち受ける!
夜桜家の血液を再現した薬物「葉桜」によって超人的な力を見せる男に太陽はどう立ち向かう!?
- おすすめポイント
・タンポポとの本格的な戦いがスタート!物量戦を仕掛けたタンポポに対して、夜桜一家は家族の絆で立ち向かいます。六巻の凶一郎兄さんは、やたらとカッコイイ!
六巻からタンポポとの戦いが、いよいよ本格化します。
タンポポの幹部の皮下は、狡猾で食えない男です。
登場シーンは少ないけど、強かで抜け目のないやり口からは、大物感が漂っています。
さらに三巻のラストで、その存在が提示されていた狙撃手が、ついに姿を現しました。
そして人知を超えた神業の一端を披露します。
物量戦を仕掛けたタンポポに対して、夜桜一家は家族の絆で立ち向かいます。
六巻の凶一郎兄さんは、やたらとカッコイイ。最初の頃のキモさを微塵も感じさせないカッコ良さで、中盤では大活躍します。
六巻はシリアスなバトルで盛り上がる中で、凶一郎兄さんの使い方の上手さが光っていました。
コミカルなシーンで笑わせつつ、長男らしい一面も見せるという、バランスの取れたキャラ描写でした。
後、殺香が主人公の書き下ろし漫画が掲載されていて、そこでは六巻で登場しなかったレギュラー・キャラや懐かしのキャラやらが活躍しています。こういう読者サービスは、読んでいて嬉しくなります。
個人的には初期の敵だった花輪も、再登場して欲しい。この漫画はシリアス編は最初から面白かったし、花輪は魅力的な敵でした。
花輪の性格からいって、今の成長した太陽を絶対に認めると思う。
- おすすめしたい他作品
天才のようで少し抜けてるスパイ、相手の思考がよめるのに自身の脳が少し残念な養子の娘、暗殺者で掃除意外の家事が壊滅的な妻。
こんな即席家族の中で発生するミッションの達成過程がとても面白い。このかっこいいプラス可愛い頭脳戦は癖になるはず。
躍動感のある描写、可愛いキャラクターの表情で描かれる絵も見応えありです。
・僕のヒーローアカデミア
アニメ化されている人気作品。
本作の主人公デクは、ヒーローの特性を持たずひたすら憧れていた少年。ある機会をきっかけに能力を入手、再びヒーローを目指していく物語。
本作の主人公の真っ直ぐさ!ジャンプヒーロー王道好きな方へオススメです。