辺境の老騎士 バルド・ローエン
主人公の老騎士が旅をしながらその土地ごとの文化や人々に触れていく様子が実に異世界を旅している感じで心地よく、高い画力で描かれる食事の描写はそれだけでグルメ漫画として成立するほど魅力的です。 この巻はグルメと後々効いてくる伏線がてんこ盛り! …
どこまでも人間臭くて、それでいて磨かれた男らしさがあって、とにもかくにもカッコイイ。緻密で繊細にキャラクターを描いていて、魅力的。読みやすいし物語にも感情移入しやすい作品。 バルドが購入した剣は、見かけは骨董品だが魔獣を一撃で切り伏せること…
どこまでも人間臭くて、それでいて磨かれた男らしさがあって、とにもかくにもカッコイイ。緻密で繊細にキャラクターを描いていて、魅力的。読みやすいし物語にも感情移入しやすい作品。 バルドが購入した剣は、見かけは骨董品だが魔獣を一撃で切り伏せること…
「ハードボイルドなファンタジー世界の冒険活劇」悪巧みと解決、そして新たな旅立ち。込められた思いをこそ受け止めている様がしんみりさせます。これでようやくバルド・ローエンの旅が本当に始まる感じか。 「人生を少しばかり気ままに過ごさせてもらっても…
老いに真摯に向き合う、地に足の着いたシナリオが素晴らしい。時の流れ、間に合わなかった手紙などいろいろ考えると泣けてくる。その一方で話は進み、何やら大騒動に発展しそうな予感。 老騎士バルドは高熱を出した司祭を助け、もてなされた夜に盗賊の少年と…
主人公は、おっさんを通り越しておじいさん。じいさん視点での異世界の終活の旅となります。色気はないけれども、若い頃のロマンスがほのかに漂い、そこには人生が感じられ、陰謀や魔物との戦いという展開もあり、世界の重層構造が感じられます。主人公は不…