- あらすじ
「後輩の女子に泣かされた……!!」ある日の放課後、たまに立ち寄る図書室で、スーパー“ドS”な後輩に目をつけられた!
先輩を、イジって、ナジって、はしゃぐ彼女の名前は──『長瀞さん』!
憎たらしいけど愛おしい。苦しいのに傍にいたい。あなたの中の何かが目覚める、“Sデレ少女”の物語。
丸ごと2話の描き下ろしを加えて、待望の単行本化!!
- おすすめポイント
・よくわかる『SM』。主人公をいじめてはニヤニヤするという珍しいヒロイン。長瀞さんは攻めと可愛さのバランスが完璧です。このバランスはもう理想的としか言いようがないですね。
自分の描いた漫画を見られてしまうところから、長瀞さんとの日々が始まる。
長瀞さんは主人公のセンパイをキモいと言いまくるし、センパイは全然怒れず常に顔が赤いので、からかい上手の某さんや某ちゃんは遊びたい!のキツいバージョンという印象が強い。
ただ、ラストの頬のキスシーンだったり、幕間だったりと長瀞さんはセンパイに好意があると伺わせる描写はある。
後輩で背が低くて明るい性格ながら、主人公をいじめてはニヤニヤするという珍しいヒロイン。S属性ヒロインは最近色々な漫画で増えてきてますが、そんな中でも長瀞さんは攻めと可愛さのバランスが完璧です。
めちゃめちゃ意地悪なのに、ぜんぜん悪い子に見えない。めちゃめちゃ可愛い。邪気眼っぽい表情とか、無邪気な表情とか、全部可愛い。そして、愛あるギリギリのいじめと、デレ過ぎないギリギリのデレ。
このバランスはもう理想的としか言いようがないですね。
2巻以降に段々とそういった要素が増えていくのかな?
そんなことに期待して2巻以降も読んでいきたい。
- おすすめしたい他作品
・からかい上手の高木さん
非常に平和でほのぼのとした二人の日常のやりとりが好印象。二人空間ラブコメの金字塔!とにかく二人の関係性がかわいい、お互いにお互いのことを慮りながらも全力でからかう!「そうはさせるか!」という関係性がいい。
あらずじ
中学校の同級生同士である「西片」と「高木さん」のやりとりを描くラブコメディ。
高木さんが西片をからかい、西片は高木さんに仕返しをしようとするが、高木さんに見破られてしまうという2人の関係性を軸に、西片の視点から描かれる。"からかい女子"ラブコメストーリー。
・久保さんは僕を許さない
絵がとにかくいい、というか久保さんが可愛すぎます。本当に人間なのかってぐらい可愛い。ぐいぐい来るヒロインとそれに振り回されるモブ主人公のやり取りが最高。疲れた心に潤いを与えてくれるような漫画。
あらすじ
その感情に“恋”と名が付く2歩手前…ヒロイン女子×モブ男子の、思春期スイートコメディ。高校1年生、白石純太は隣に居ても気づかれない、集合写真に写っているのに欠席だと思われて顔写真を合成される、そんな存在感ゼロの“モブ”男子。
ところがクラスメートの“ヒロイン級”美少女・久保さんだけは彼を目ざとく見つけて、今日もちょっかいをかけにやってくるーー。誰だって、誰かの特別になれる。でも、その感情に“恋”と名が付くには、まだ二人は少しだけ幼い。
“ラブコメディ”の2歩手前。ヒロイン女子×モブ男子の思春期スイートコメディ、開幕っ!
先輩の駒の持ち方いいなあとか、不意をつかれてビックリしている顔がいいなあとか、可愛いさが渋滞しています。
また、掛け合いのテンポがあまりに心地よく、青春時代を思い出すなどして精神的にも(良い意味で)つらい作品。
あらすじ
部員二人だけの将棋部、生真面目な一年男子と先輩である二年女子のほのぼの将棋ラブコメ。
先輩の八乙女うるしにいつか将棋で勝ったら告白しようと決めている田中歩、だがその実力差は未だ遠く。
そんな彼の気持ちを薄々知っているうるしは彼に普通に告白させようと絡むのだが…。
・桜井さんは気づいてほしい
桜井さんのアプローチの姿が可愛い!気持ちいいドキドキ、ぜんぜん不快にならない昂揚感。のほほんともする。女子からの程良い? プッシュ、アピール、とてもかわいい。
気楽に読めて、ほんのり甘酸っぱい気分を味わうまんがとしては最高の作品。
あらすじ
桜井さんは思わせぶりだ。よく絡んでくるし、目が合うと嬉しそうな顔をする。そして、とにかくやたらと距離感が近い! 勘違いしてしまうじゃないか! でももしこれが、桜井さんの好きのサインだったとしたら……。
女子のしぐさに心かき乱される、防戦一方な恋の駆け引きーー!