作画:たかはし 慶行
- あらすじ
ある事情で東京を離れ、北海道小樽にあるペンションのパン職人募集に応募した聖樹(まさき)。
そこで聖樹は、非凡な才能を発揮して見事合格。不安を抱えながらも、雪森姉妹が営む、ベーカリーペンションで働く事になる……。
見知らぬ地で、聖樹は最高のパンを追い求める!
- おすすめポイント
・かなりマニアックなパン作りの工程が描いてあるのに、楽しく読めました。庶民にはわからないパンや小麦の話題を知ることができて、ためになります。1巻だけでパンに関する知識が身に付きます。読んでいて楽しいだけの漫画ではありません。
パン職人(父親)を欠いて休業せざるを得なくなったベーカリーペンション雪の森。父親の伝手で若き天才パン職人を採用することになる。
わずか2ヶ月とは言え、客足が遠のいてしまったベーカリーペンション。パンに、小麦に、料理に、新商品開発にと忙しく立ち回る。
調べてみたら手作りパンを朝食に並べるペンションって結構あるみたいで。パンについてのウンチクが窯伸びしてるなぁ。
聖樹が最高のパンを追い求める本作。 パン作りの詳細な工程から水の硬度まで幅広く深い知識が学べ、焼きたてパンの芳ばしい香りと熱が物語全体を優しく彩ります。
パンが食べたくなるのはもちろん、登場したパンを自身で手作りしたくなるような魅力あふれる1冊。
- おすすめしたい他作品
・焼きたて!!ジャぱん
<完結済>小さい頃からパン職人をめざす「太陽の手」を持つ東が主人公の話。とにかくかなり面白いです。パンの話で私はこんなに笑えると思っていませんでした。
個性的なキャラ、また、そのキャラのとにかく大げさなリアクションがなんとも言えません。
あらすじ
もともとゴハン党だった和馬は、6歳の時にパンの虜になった。その訳は、近所にあったパン屋さん「サンピエール」で、抜群においしいパンを食べたことにある。サンピエールの店主は、日本が世界に誇れる日本人のパン「ジャぱん」を創ることが夢だった。
フランスパン、イギリスパン、ドイツパンなど、世界には自国の名を冠したパンが沢山が、日本にはない。そこで店主は、世界中に愛される日本のパンを創ろうとしていたのだ。
フランスで修行を積んだ彼は、そのパンを故郷で創ろうとするが上手くいかず、東京に出ることにする。そしてまた和馬も、彼の意志を自分で実現させようとパン創りに夢中になったのだ。
それから10年の月日が流れ、中学を卒業した和馬は、東京でも1、2を争う有名なベーカリーショップ「パンタジア」に採用され、大きな希望を胸に上京する。
<完結済>才能は触れる脱サラした若手サラリーマンがハンバーガーショップを始める話。ハンバーガーや料理に対する様々な知識を持つ主人公が、サラリーマン時代の上司の嫌がらせに負けずにハンバーガー店を繁盛させていくというストーリー。
穏やかな性格の優秀な主人公が客の要望を予想以上に満たすという流れの話だが、よくある主人公が完璧すぎて客の予想を上回るのを楽しむだけというわけではないので、主人公に感情移入しやすい。
ハンバーガーが題材だがハンバーガーの知識一辺倒というわけではなく、料理の知識や連続したストーリー、キャラクターなど漫画として楽しむことができた。
なにより出てくるハンバーガーは美味しそう。
あらすじ
食品商社マンとして世界中の食に触れてきた男・神宮寺慧。彼が脱サラして始めたのはハンバーガー店だった!
世界のバーガーを知り尽くした神宮寺が魅せる日本人の知らないバーガーとは!?
日本初!本格ハンバーガーコミック!