作画:深山 靖宙
- あらすじ
ごく普通の女の子・紙谷美香はコミケ帰りにトラブルに巻き込まれ、ファンタジー全開の異世界に転生してしまう。
元の世界に帰るため、美香は転移魔法を求めて魔導書の即売会『マジックマーケット』を立ち上げるが…。
- おすすめポイント
・魔法を印刷して配布するというアイデアが斬新。もともと異世界ものでは魔法書はよくあるアイテムだけど、それを印刷できるものに定義したのはおもしろい。さらに印刷ということでお仕事物の要素も取り込んでいる。ぎりぎりの日程で印刷する印刷業の過酷さを良く描いている作品。
「一人ひとつ魔法が使える世界」へ飛んだ主人公。
現代に帰るための魔法をさがすの手っ取り早く魔法書を集める「魔法書即売会」を主催する。
要は「コミケ」なんだけど、そのついで「印刷所」も立ち上げて社長もするという何ともバイタリティ溢れる主人公。
魔法書集めるのにコミケが効率的だし、ついでに印刷所もやればノウハウ活かせて一石二鳥みたいな考え方が面白い。
思った以上に業界アルアルが練り込まれていて、印刷所のあれこれやサークル参加したときに発生するであろうあれこれ、私がコミケに一般参加したあれこれが蘇ってきてとても楽しかった。
「テツヤグミ」の殲滅からスタートするのもまた粋。
どこかで聞いたことのあるような、魔法の流派や登場人物の名前もクスリとできてよかった。
- おすすめしたい他作品
・本好きの下剋上
不慮の事故で亡くなり、異世界の子供になり、現代日本よりも生活水準の低い世界で現代の知識を生かして成り上がっていく。
まず最初は主人公の性格がとにかくイラ立つ。性格が悪い!!と正直に感じてしまう←作者の狙い。
主人公が色々なことができるようになって、年齢もあがるにつれて成長していくこと、友人関係、職場関係が発展していくのが楽しいです。
主人公の乙女なところとルッツの若いときの冒険心は、とても共感できました。絵も細かいところをこだわっています。
あらすじ
幼い頃から本が大好きな、ある女子大生が事故に巻き込まれ、見知らぬ世界で生まれ変わった。 貧しい兵士の家に、病気がちな5歳の女の子、マインとして…。
おまけに、その世界では人々の識字率も低く、書物はほとんど存在しない。いくら読みたくても高価で手に入らない。マインは決意する。ないなら、作ってしまえばいいじゃない!
目指すは図書館司書。本に囲まれて生きるため、本を作ることから始めよう!
本好きのための、本好きに捧ぐ、ビブリア・ファンタジー!!
これは少女に訪れた、絶望と希望の物語。綺麗なタッチで描かれる魔法と少女達の奮闘に、いつのまにか引き込まれている作品。
美しく壮麗な世界観に引き込まれる、新世代の魔女っ子物語!
独特な世界を描く丁寧な絵がとても綺麗で、美しい絵を追いかけるように見ていまう作品。
謎の魔法使いの思惑や、ココを巡る事件から今後も目が離せない!
あらすじ
小さな村の少女・ココは、昔から魔法使いにあこがれを抱いていた。
だが、生まれた時から魔法を使えない人は魔法使いになれないし、魔法をかける瞬間を見てはならない。そのため、魔法使いになる夢は諦めていた。ある日、村を訪れた魔法使い・キーフリーが魔法を使うところを見てしまい…。