- あらすじ
真意が読めない菖蒲を、独断で「デュガリー展」に招待した顕定。
一方、倉田屋で店番をする志のぶのもとに、菖蒲の隣で怪しげな合成ダイアを付けていた女性・西瞳が単身やってくる。
顕定と菖蒲、志のぶと西瞳が対峙する中で、先手を打つのは一体誰…?
志のぶの生活に密着!クラスメイト“ばばみつ”の家出騒動や、パワフルな顕定の叔母、倉田屋への襲来編など、全4編を収録。
ついに、北上家の家宝の石を持つ者の正体が明らかになる、必見の第12巻!!
- おすすめポイント
・これまでとは違った一面が見られる12巻!お店へくる濃いキャラの方々との会話が楽しみな作品。
志のぶと顕ちゃんの関係、もちろん婚約者なんだけど恋愛とはチョット違うような?
だけどお互い独占欲みたいなものが見え隠れする感じだったから、本当のところどう思っているのだろうと気になっていた。
それが今回、顕ちゃんの叔母さんに語った志のぶの言葉でなるほど~と納得した。
それにしても、自分は隠し事してもいいけど顕ちゃんはダメって堂々と言っちゃう志のぶが頼もしい。
- オススメしたい他作品
・のだめカンタービレ
<完結済>同じく、二ノ宮 知子 先生の作品。
音楽漫画の金字塔的な作品。よくここまで平面世界で音楽の世界を描けるなと舌を巻くしかありません。
ラブコメ作品でもあるのですが、これほど豊かな音楽が溢れ、それでいてゲラゲラ笑える音楽漫画はそうそうないです。
ひたむきな茜を常に応援しちゃいます。
色んな障害にぶつかりながらも負けないヒロインはかっこいい!
常にアクションをとる茜のおかげで、物語の展開が早くて読みやすい作品。
・瑠璃の宝石
パニング皿、ハンマー、地形図など、専門的なツールを用いた採集シーンも魅力満載。
鉱物学を修めた作者の確かな知見に基づく、本格サイエンスアドベンチャー!
ただ、タイトルをもうちょっとお色気感ある名前にしたほうがよかったのではと、読んでから少し後悔のあった作品。