原作:中村 颯希
キャラクター原案:村 カルキ
- あらすじ
「普通」を目指す最強メイド・エルマは王宮の舞踏会場で天才ヴァイオリニストに勝負を挑まれダンスで応じることに。
冴えわたるステップ、熱狂するフロア、予測不可能な状況の裏ではひとつの暗殺計画が進行しーー?
- おすすめポイント
・ひょんな事からパーティーに参加。参加者の目を惹いてしまう。彼女にとって普通のシャバを理解しつつあるが、まだ先は長そう。更に次巻でどの位普通が身につくか楽しみ!
エルマ、舞踏会を武道会の心で乗り切るの巻。
そして新国王の戴冠式も終わり、新たな事件が始まる。
そしてエルマの表情が軟らかくなって可愛くなった。
新王がずいぶんと狡猾なんだろうなと思うが、妨げになっているわけではないので今後も乗っかっているものと思われる。
そうかそうだったのかといろいろ分かる巻。
エルマもチート持ちだったという。躍りながらも三秒で陰謀を暴くとか、相変わらずのうっかり俗世無双っぷりで安心する。
エルマのオムレツ食べたいわー。
イレーネの「普通じゃないってつまり特別ってことじゃない!」が好き。
- オススメしたい他作品
・王室教師ハイネ
ちっさな王室教師ハイネは到着早々王子たちからのひどい歓迎を受けます。
それにも負けず、王子ひとりひとりに真剣に向き合うことで、だんだんと王子たちからの信頼を築いて行きます。
先生と王子たちの素晴らしい可愛さに魅了される作品。
先生の秘密について段々と明かされていくのも、読んでいく上での魅力の一つ。
あらすじ
グランツライヒ王国の国王は王太子である長男に万一のことがあってはと考え、その下の4人の弟に帝王学を教える専属の家庭教師、つまり王室教師を呼ぶことにした。
国中の優秀な教師の中から選ばれたのはハイネであった。しかし4人の王子は一癖も二癖もある人物ばかりで、ハイネの前に王室教師を務めた者たちはすぐに辞めてしまっているという。
果たしてハイネは王室教師を務めあげることができるのか。