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軍靴のバルツァー 1巻 あらすじとオススメしたい他作品

著者:中島 三千恒

  • あらすじ

十九世紀帝国主義時代。軍事大国から派遣され、同盟小国バーゼルラントの士官学校へ教官として赴任したバルツァー少佐。

彼への指令は同盟国の軍政改革を押し進めるというものだったが、バーゼルラントの前時代的な戦略戦術論と旧式の兵器の前に悪戦苦闘を続ける毎日。

挙げ句の果てに同僚教官と衝突することに!!

近世士官学校の日常と兵器や戦術を緻密に描写した新ジャンル歴史漫画スタート!!

  • おすすめポイント

・非常に丁寧で面白い!書きたいものが非常にしっかりしている作品。展開にむらが無く山場と間の間隔も考えられていますし、知識が豊富だからといっても説明だけだらだらと書いているわけではなく、話が進展しており読み応えがあります。
バルツァーは軍事協力の一環としてバーゼル ランド王立士官学校の軍事顧問を派遣されることとなる。

しかし学校の軍事レベルは貴族の保守的な思想によるものか軍事技術も戦略も自分の国と比較してみれば時代遅れの惨状。

ある時、バルツァーは歩兵を歯車としか思わず密集して一斉射撃することが基本と考えていた指導教官に意見する。

不運なことに相手が王族であり、怒った王子がバルツァーと5人の囚人にライフル銃を与え、マスケット銃を装備した50人を倒すことで自らの正しさを証明しろと言われる。

彼は10倍の戦力に果たして勝てるのか!?

  • オススメしたい他作品

・売国機関

戦争が終わったばかりの国を舞台に、塹壕戦を経験したヨランダ少佐を主人公とする物語。

非常に解りやすいキャラクター達によって表現し、また自身の解説までユーモアのあるエンターテイメント作品。

戦争が終わったばかりの国を舞台に、塹壕戦を経験したヨランダ少佐を主人公とする物語。

あらすじ

チュファルテク合同共和国ーー。

戦争が終わった国家を舞台に、内なる暗闘が始まる。

”愛国者”の敵は、いつだって”愛国者”だ。

『幼女戦記』のカルロ・ゼン最新作!! 

これは、血と鉄で刻む戦後を抱きしめる物語ーー。

・幼女戦記

サイコパス系サラリーマンが魔法の使える世界に女の子として転生し、帝国の軍人として仕え、空飛ぶ飛行魔道士として敵国を蹂躙していく、というお話。

無駄なく、隙なく、ところどころ鳥肌を与えてくれる作品。絵が綺麗だし、読みやすく、迫力もあるし、世界観も壊さないなど、漫画としては否定するべき箇所が見つからない、表現力が最高な漫画です。

あらすじ

超合理主義エリートサラリーマンが転生したのは、なぜか幼女だった!? 

魔法と小銃の入り乱れる異世界で、軍での出世&安全な後方勤務を目指すが、なぜかエースとして祭り上げられ……?

・憂国のモリアーティ

生粋のシャーロキアンならホームズと同じくらいモリアーティ教授が好きという人も多いはず!そんなモリアーティ側の視点から描かれた本作はとても新鮮です。何よりモリアーティ教授はとても人間味あふれる人物、どちらかというと犯罪界のナポレオンと呼ばれ、冷血な人間と思われがちですが彼の犯罪には守るべきものへの想いと信念が宿っている。

もちろん良いことではないけどこの作品はダークファンタジーにも似た悪役視点からの正しさが非常に興味深く描かれています。

あらすじ

時は19世紀末、大英帝国最盛期のロンドン──。

この国に根付く階級制度に辟易するモリアーティ伯爵家家長子・アルバート。孤児院から引き取ったある兄弟との出会いによって、世界を浄化するための壮大な計画が動き出す。

名探偵シャーロック・ホームズの宿敵、モリアーティ教授の語られざる物語の幕が開く──!!

・銀河英雄伝説

藤崎竜による田中芳樹原作スペースオペラ『銀河英雄伝説』のコミック。

原作の本伝と外伝の内容を両方踏まえて描いている作品。

あらすじ

遠く、遠く、遥かなる未来ーー“常勝の天才”と“不敗の魔術師”と称される二人の英雄、ラインハルト・フォン・ミューゼルとヤン・ウェンリーがこの世に生を受ける。

時代の波濤に煌めく二つの灯火が銀河を翔け、人類の命運を動かすーー。

悠久の戦乱に終止符を打つべく現れた、二つの巨星の運命を描くSF英雄譚!!

 
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