- あらすじ
高華王国の姫・ヨナは一人娘のため、優しい父王と幼なじみで護衛のハク達に囲まれ、大切に育てられていた。
そして時はヨナ・16歳の誕生日、ヨナは想いを寄せていた従兄のスウォンから簪を贈られ、父へ自分の気持ちを伝えに行く。
が、そこには思いも寄らぬ過酷な運命が!?
- おすすめポイント
・絵は可愛いく美しく、ヒロインに危機があれば助けが現れる!少女漫画らしい王道少女漫画。
王道的な作品男主人公のデカくてキツネ目、黒髪のハクが魅力的。
ツンデレってわけでなく身分の違いもあって想いを隠しつつ、好意っぽいものを感じると丸出しで喜んでる所もイイ!
女主人公キャラはカワイイくて、正しく少女漫画ヒロインといった性格。
このふたりのあの手この手で繰り出される寸止めが妙に萌えます。独特のせつない気持ちにさせられます。
ホントにイヤな奴は一握りしかおらず、すごく読みやすいです。
絵もキレイで、お話もシリアスな中にお笑い要素も仕込まれてて読んでてしんどくなりません。群像劇で人数多い割にキャラ立ちしてるので、誰かしらお気に入りが見つかりそう。爺さんや婆さんもいい味だしてます!
- おすすめしたい他作品
・女王の花
<完結済>何があっても自分のことを守ってくれる男子にあこがれる人はハマるはず。主人公のお姫様が羨ましくなる漫画。
全員の顔がいい……忠義を尽くす姿も良い……涙無しでは読めませんでした。
波乱万丈な激動な人生での幸せってやはり人それぞれなのだと教えてもらえる作品。
あらすじ
古代の国・亜の女王は、女王の花と呼ばれる伝説の花を自分の墓に供えてほしいと願っていたという。その花は1000年に1度だけ咲き、どんな望みも叶える力があるという。
時は紀元前戦乱の世。悠久の大地を群雄割拠していた国々があった。互いに勢力を争う、亜国・土国・黄国・曾国。その中で亜国の姫として生まれた亜姫(あき)だったが、実家が小国のため母とともに冷遇されて育った。ある日亜姫は金髪碧眼のために差別を受け奴隷とされていた薄星(はくせい)という少年に出会う。
奴隷の身を亜姫に救われ、心からの忠誠を誓う薄星。二人は立場上、武も才も学ぶ事が出来ない。そこで青徹という商人と出会い、内密に技芸、武芸を叩き込まれる。
そんな折、妾の土妃の戦略により、亜姫の母(亜国の正妃・黄妃)は毒殺され、亜姫は黄国に人質として送られる事に。そこで、力をつけ必ず亜国に戻ることを誓う亜姫だった。
・黎明のアルカナ
そんな二国間で、不毛な和平条約のために、赤髪をもつセナンの第一王女・ナカバがベルクートの第二王子・シーザの下へ嫁ぐことになった。しかし所詮は敵国同士の政略結婚の為(赤髪というのもあり)、ナカバはベルクートの王族に蔑まれる。そんな中でナカバの持つ不思議な力(刻のアルカナ)が目覚め始め、またナカバとシーザは互いに惹かれ始める。