- あらすじ
ココは「普通の人は、本来魔法使いにはなれない」という重圧を日に日に感じるようになる。
一方、師匠のキーフリーは「つばあり帽」に異常な執着を見せ始め……。
- おすすめポイント
・不穏ながらも秩序を守ろうとする魔警団、色とりどりの魔法道具、つばあり帽の謎不可思議な魔法、その強さ、先生を凌ぐ不安定な魔法と、だけど人を助けてくれる魔法。タータに助けられ、タータを助けるためのココの魔法は、発想と少し足りないところ、それを補う協力。「一筋縄ではいかない世界」
世界が全て銀色に見えるという、目の病気を抱えるタータ君。
色を判別出来ないタータ君には、魔法使いになるなんて到底無理だと思われたけど、彼ならではの技能がそんな常識を覆してくれました!
もうすっかり親の目線で感動してしまいました。本当に好きなことなら、簡単に諦めちゃダメだね。子供たちの一生懸命さにいろいろ教えられます。
「つばあり帽」の魔墨を手に入れた先生、一瞬ココたちの敵になるのかと心配してしまいましたが、先生にも何かしらの私怨があるよう?
続きが気になります。
子どもにかぎらず「できることが増える」てわくわくする。
「記憶は人生」って良いこと言ったそばから記憶消してる(笑)。
- オススメしたい他作品
・魔法使いの嫁
少女を金で買ったのは、ヒト為らざる魔法使い。羽鳥チセ15歳、身寄りもなく、生きる希望も術も持たぬ彼女を金で買ったのは、そのヒト為らざる魔法使いだった…。英国を舞台にした異類婚姻幻想譚。
読み進めるうちに、ファンタジーの世界が眼前に広がっていくような作品です。
ごく普通の女の子、主人公・紙谷美香はコミケ帰りに、ファンタジー全開の異世界に転生してしまう。元の世界に帰るため、美香は転移魔法を求めて魔導書の即売会「マジックマーケット」を立ち上げるが…。
“生”に挫折し、生きることを手放した男に与えられたものは、新たな人生と不思議で歪な家族だった。
彼は前世を悔い、再び生まれ落ちたこの新たな世界で“生き直す”ことを決意するのだった。これは罰なのか。それとも―。
自分を律し、正しくあろうとする主人公に励まされる。綺麗なタッチで描かれたファンタジー作品。
・魔女先輩日報
<完結済>好きな人と一緒になるやきもきが、可愛く描かれていて良かったです。現代に生きる魔女ものまんが。
あらすじ
仕事の帰り道、魔法であたためた一杯の缶コーヒーから、ぼくと魔女先輩の関係ははじまった。とくに役にたたない魔法と一緒に都会のかたすみで生きる、魔女先輩のものがたり。
・とんがり帽子のキッチン
『とんがり帽子のアトリエ』から、美味しいスピンオフ!
子供たちが寝静まったアトリエ。それは、大人が一瞬だけ自由になれる時間。
昼間は多忙な魔法使い、キーフリーとオルーギオが、魔法を駆使して夜食を作る&食べる!
読んでいるだけで物凄く食べたくなる。でも、実際に作りたくても、材料が現在の物と照らし合わせるのは難しい感じ。
もし作れるとしたら作って食べてみたい。このじれったさも、たまらなく楽しい作品。