原作:柏てん
キャラクター原案:COMTA
- あらすじ
地道な努力を重ねて王太子の婚約者の座を手に入れた途端、妹のワガママによりその婚約を破棄されてしまった公爵令嬢エリアナ。
傷心のまま”竜の花嫁”に立候補し、名誉ある生贄として煮え滾るマグマに身を投げたはずなのに、気づけばなぜかヨダレまみれで火口に倒れており……!?
「そのしきたりとやらに則って、お前を娶ることにしよう!」
触れるものすべてを腐らせる強欲の竜グリードと、世間知らずの超お嬢様エリアナの、波乱の主従(?)生活が幕を開ける!
- おすすめポイント
・お互いに一目惚れといった雰囲気。エリアナ(姫)は、グリード(竜)の側に居たいだけで、国を乗っ取るような野心は欠片もありません。ドライアドのメイドさんのツッコミが楽しい。
幼い頃から皇后候補として努力してきたエリアナ。晴れて内定を得たものの、横から実妹に持っていかれてしまう。失意のエリアナは竜の花嫁に立候補する。
それは事実上の生贄で……。---花嫁修業に長い間すごく苦労したみたいなんだよ。ライバルも同じ感じだったと思われる。なので、ぽっと出の妹の我儘で覆るのには違和感がある。
また、公爵様がエリアナを実妹よりも冷遇する理由が分からない。我儘な妹も大概だが、婚約者の変更を了承する王家も大概(これ後で後悔するヤツ)。ヒロイン父は屑中の屑である。エリアナが継子というわけでもないんでしょう? いつか理由が明かされるといいな。
本編は、グリードの腹の座り方、エリアナの冷静なツッコミが楽しい。
- オススメしたい他作品
・悪役令嬢は隣国の王太子に溺愛される
ヒロインが複数人の男性にアプローチする漫画ではなく。ただ、ヒロインがひとりの男性と幸せになっていく過程を描いた作品。
悪役令嬢なのに正統派なのでスッキリする内容。なので、男性でも読みやすい漫画。
あらすじ
自国の王太子の婚約者であるティアラローズは、ここが前世で自分が大好きだった乙女ゲームの世界だと気がついた。 しかも、自分はヒロインではなく、「悪役令嬢」!?
気がついたときにはすでに「婚約破棄」と「国外追放」を告げられる、物語のエンディングの卒業パーティ前日…… しかし、ゲームのシナリオ通りに進んでいく…はずが、ありえない出来事が。
なんと隣国のイケメン王太子アクアスティードが、悪役令嬢のはずのティアラローズに突然の求婚!? 悪役令嬢のはずが超高スペックな隣国の王子に愛されまくりのラブストーリー☆
・蒼竜の側用人
龍・美少女・王宮ファンタジー・巫女という萌え要素の嵐!
ヒロインの引っ込み思案マイナス思考的なところに応援したくなる作品。
蒼龍の事実が隠蔽されていたり、王宮内がなんとなく仄暗いのもリアリティがあっていいです。
あらすじ
生まれ育った村に居場所を無くした巫子・ルクル。村を飛び出した彼女が得た仕事は、アズファレオ王国の宮殿に棲む一匹の竜の世話だった。
気性の荒い竜・ユリウスに初めは恐る恐る接していたルクルだったが、少しずつ彼の不器用な優しさに気付きはじめる。
そして、次第に明かされる王国と竜を巡る秘密とは…?少女と竜が織りなすファンタジー・ロマンス!
「倒れた母のためには金がいる。だから王宮に出仕してくれ!」
ある日、父にそう言われた伯爵令嬢のミュリエルは、断固拒否した。
なにせ彼女は、人づきあいが苦手で本ばかりを読んでいる引きこもり。王宮で働くなんてムリ!…と思っていたけれど、父が提案したのは図書館司書。そこでなら働けるかもしれないと、早速ミュリエルは面接に向かうが。
どうして色気ダダ漏れなサイラス団長が面接官なの!?それにいつの間に聖獣のお世話をする「聖獣番」に採用されたんですか!?
引きこもり令嬢と聖獣騎士団長の聖獣ラブコメディ作品。
<完結済>乙女ゲーム世界の悪役令嬢に転生したアイリーン。
破滅エンドのシナリオに抗うべくラスボスの魔王クロードの攻略を計画。王道に始まり王道に終わる本作品。
読んでいてこちらも幸せになれる悪役令嬢系の王道作品で、少なめの巻数(全3巻)で読める点もオススメです。