- あらすじ
「恋愛は告白した方が負けなのである！」
エリートの集う秀知院学園生徒会で出会った会長・白銀御行と副会長・四宮かぐや…。
この両想いであるはずの天才2人が、互いに相手に惚れさせ、相手から告白させようと日常の全てで権謀術数の限りを尽くす、新感覚のラブコメ!!
…だったはずの2人は、交際を始め、“男と女にとって最も山場となる恋愛頭脳戦”すらも乗り越えて“男女の関係”に!! 幸福感に包まれて、“普通の少女”になっていくかぐや。白銀が海外に進学するまでの限られた期間を、目一杯、楽しもうと決意する。
そして、学園内で噂になる前に、どうしても自分の口から交際の事実を伝えたい相手…藤原千花と2人きりで話をする事にーー。一方、自身の石上優への想いに気付き始めた伊井野ミコ。気持ちのやり場を見失った伊井野は、“パパ活”に手を染める事に…!?
遂に、石上と伊井野の恋愛も動き出す23巻!!
- おすすめポイント
・伊井野と大仏の心理描写が凄すぎ！脇役が主役のために存在するのではなく、主役として自分の人生を生きてる。主役たり得る魅力がある。学校ってそうだよね。学園ものとして秀逸！全ページ次をめくるのがもったいないほどの出来。
前半の藤原がかぐやと白銀がつきあってることを知った時のリアクションが笑える。
「まるで最初から居るわたしが気付いてないの馬鹿みたいじゃないですか」
藤原以外みんな気付いているのにｗ
でも白銀と藤原の数々の特訓エピソードを思い出すと感無量である。
そして中盤の伊井野の強火アタックは凄い。後半のゲームネタにはついていけなくて寂しい。
後半の大仏の告白はショック。一番、自分が感情移入してしまうキャラだからきつい。次の巻では彼女にも光を！
久々に結構シリアスな巻だったな。 前半は白銀とかぐやのバカップルぶりに癒され、藤原とかぐやの友情にほっこり。
後半、石上を好きと自覚した伊井野がとうとう動く！普段だったら傷心の男をなぐさめたり、ひざまくらしちゃったりのあざとい行為は嫌悪感あるけど、好き故の必死のアピールだと思うと可愛くて応援したくなる！
石上のゲームコミュニティの話はさすが赤坂先生だ笑 恥ずかしさを吹っ切って行動し始めた伊井野に対し、石上への想いをずっと心に秘めていた大仏は戸惑い本音を吐露。大切だからこそ本音でぶつかるの、怖いよな。
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