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夏目友人帳 22巻 あらすじとオススメしたい他作品

著者:緑川 ゆき
  • あらすじ

「妖怪が見える」という秘密を抱えた少年・夏目。祖母にあたるレイコから「友人帳」を受け継ぎ、妖怪たちに名前を返す日々を送っている夏目。

妖怪に関する展示を見るために、夏目は田沼・多軌と共に隣の市にある旅館へ。

急な悪天候により旅館に泊まる事になるが、そこは妖怪も泊まる事もあるという言い伝えが…? 

そして遂に語られる「友人帳」の原点とは!? 

癒されあやかし契約奇談!第22巻!!

  • おすすめポイント

・どれも暖かく、優しく、淋しく、悲しく、幸せで、不幸な、不思議なテイストを持ったお話です。秋を感じる22巻。
友人帳のはじまりが、想像していたような話とは全然違っていて、切なくて愛おしいお話でした。

他にも、紅葉が出てくるお話あり、秋の夜風を感じるような西村メインのお話ありで、季節を感じる良い作品。

特別編が2編も入っていて、今回も素敵な一冊です。

  • オススメしたい他作品

・百鬼夜行抄

主人公の飯嶋律(いいじまりつ)は、今は亡き祖父・飯嶋蝸牛(いいじまかぎゅう)から不思議な力を受け継いだ。それは、普通の人間には見えない妖魔を見る力。しかし、見えるだけで他には何の力もない。そんな飯嶋律と、さまざまな妖魔との出会いが織り成す魅惑的な不思議絵巻。
「夏目友人帳」を大人向けにした感じの漫画です。昔、私の母が読んでいたのがキッカケでハマりました。中学生の頃の自分では、一回読んだだけでは内容が上手く理解できず、何度も何度も読み返してのめり込んでいった作品です。

・もっけ
田舎に暮らす静流(しずる)と瑞生(みずき)の仲良し姉妹は、他者には見えない妖怪を「見ることのできる力」と、「憑依される力」を持っていた。拝み屋の祖父の助力のもとで、もっけ=勿怪や自然と人間との共存を軸として、二人は成長していこうとする、ほのぼのモノノケ物語。
姉妹(瑞生・静流)が助け合う姉妹の美しい物語の作品です。
 ・雨柳堂夢咄
入口に大きな柳の木がある骨董屋「雨柳堂」。そこへ集まるのは、様々な“想い”を持った品々。骨董と人の織りなす愛情と因縁。主人の孫息子・蓮は、それらの“想い”を感じ取る不思議な力を持っていた…。
骨董につく物の怪や、あやかし達のお話。主人公が魅力的で、骨董にまつわる不思議が雰囲気良く描かれています。読み出すと止まらない面白さがある作品。
 
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