- あらすじ
無罪放免になる為、極楽浄土と噂の島に降り立った画眉丸と佐切をはじめとした死罪人と執行人たち。
島の不気味な化物たちに行く手を阻まれながらも不老不死の仙薬を探し行動をする。そんな中、明らかに他の化物とは違う仙人らしき存在が現れて…!?
生死を悟る忍法浪漫活劇、第三巻ーー!!
- おすすめポイント
・セリフがなかなか味わい深く、キャラの良さになっている!未知の敵の脅威や謎の深まりがさらにワクワクさせられます。
不老不死の仙薬を求める島の探索も新展開へ。村を発見した画眉丸たちは謎の少女・めいと彼女を守る木人と出会う。会話から明らかになった仙薬のありか、島の構造、そして恐るべき敵“てんせん様”。
時を同じくして他の死罪人たちもてんせん様と会敵していた。「この子が自由に生きられる世の中に可能性を感じてる!」と士遠に訴え、命を懸けてヌルガイを逃がした典坐がカッコよかった。その覚悟を受け止めた士遠の声にならない叫び。てんせん様の登場で、さらに状況が悪化・混沌としてきました。
仙薬を求め独断で島の中心へ向かった画眉丸。“ほうらい”へ続く門の前で、彼もてんせん様と戦うことになる。ド派手な肉弾戦が見ごたえあった。バトルの描き方が上手いよね。アクションを丁寧に描く「動」と、その瞬間を切り取って魅せる「静」の緩急があるから目が離せない。
てんせん様の植物が伸びるように傷が回復するアクションも好き。てんせん様が使う目には見えない謎の力をどうするかが今後の鍵になってきそう。「神ではなく化け物ならば必ず殺す手段がある」というポジティブシンキング殺意がすごい!
- オススメしたい他作品
・ゴールデンカムイ
主人公は日露戦争帰りの元軍人の「不死身の杉元」。彼は一攫千金を夢見て、北海道へ砂金摂りの出稼ぎにやって来ていた。 ある日、彼はひょんなことから埋蔵金の話を聞きつける。元はアイヌのものであった財宝を、「のっぺらぼう」と呼ばれる男が奪いどこかへ隠したというのだ。のっぺらぼうはあえなく捕まってしまうが、決して埋蔵金のありかを喋らず、外部の仲間に向けて密かにメッセージを送りました。その方法はなんと、囚人の体に刺青で暗号を彫り彼らを脱獄させるというもの。
偶然にも刺青の脱獄囚と出会った杉元は、埋蔵金の話が本当であることを確信した。その後、アイヌ人の少女、アシリパに協力してもらうことになり、凸凹コンビが結成。
しかし、他にも埋蔵金を狙う者たちがいた。上層部に隠れて動く陸軍第七師団の鶴見一味や、のっぺらぼうに扇動された脱獄囚たち…。
サバイバル×ギャグ×アイヌグルメの絶妙なバランス、個性的すぎるキャラクター達も魅力的な作品!
<完結済>1クラスが修学旅行に行くことに。その先で政府のプログラムにより孤島に拉致され、殺し合いをさせられることになる。
生き残れるのはの勝者のただ一人のみ。
内容に関しては、名作ですの一言です。生徒一人一人の心情をとても丁寧に描かれています。
登場人物一人一人のエピソードに自分を投影して共感することができる。
極限状態において、少年少女はどういった行動をするだろうか、それを格子骨を立てたしっかりとしたリアリティ有る作品。
※残酷な描写多数