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地獄楽 9巻 あらすじとオススメしたい他作品

著者:賀来 ゆうじ
  • あらすじ

仙薬奪取の為に蓬莱へと侵入した先発上陸組だが散り散りになりそれぞれ天仙と会敵する事に…。

桃花・菊花と交戦する巌鉄斎&付知と弔兵衛&桐馬、典坐の仇である朱槿と死闘を交わすヌルガイ&士遠。それぞれが鬼尸解を果たした相手に苦戦を強いられる! 

人間vs天仙の戦いは佳境を迎え予想を超える展開に…!? 

生死を悟る忍法浪漫活劇、第九巻ーー!!

  • おすすめポイント

・最凶の兄弟の最強の絆!登場人物が全員魅力的で、各々の思いもあり本当に惹き込まれます。
天仙との激戦は続く!タオファ・ジュファの鬼尸解。

破壊しなければならない急所が二ヶ所ある難敵を相手に、団結する仲間たち。歩みを止めた天仙の兄弟と、相手のために成長した亜左兄弟という対照的な二組。

強くなった桐馬の姿を見て、「すべて含めて任せたって言ってんだよ 自分で考えろ できるだろ もう」と告げた笑顔の柔らかさが印象深い。「相手は思ってるより成長してるもんだ 抱き合ったままじゃ圧し殺しちまう」という言葉も好き。

極悪人の兄弟だけど、その絆は本物だった。巌鉄斎のあの技と、最期にかけた言葉と情けもカッコよかった。

典坐の仇であるヂュジンと士遠・ヌルガイの死闘も熱かった!士遠の激情と執念の強さ、その理由。典坐から見た士遠の姿は描かれていたけれど、士遠もまたありのままに生きる典坐に憧れていたんだと。

典坐の意志を察してヌルガイと逃げた時を思い返した士遠の「大切な者が失われる時でさえ 正しさを選んだ自分が許せないんだ」という言葉が胸に重くのしかかる。その自責の念から彼を解き放ち、ヌルガイを動かしたのが典坐の言葉というのが泣ける。

「先生と呼ぶべきは私の方だね」も素敵だった。士遠が泣けない分、泣きながら読んでた。

そして、息をつく間もなく追加組が蓬莱へ。最悪のタイミングでのさらなる混乱。一人でも多く生き残ってほしい…。

  • オススメしたい他作品

・ゴールデンカムイ

主人公は日露戦争帰りの元軍人の「不死身の杉元」。彼は一攫千金を夢見て、北海道へ砂金摂りの出稼ぎにやって来ていた。 ある日、彼はひょんなことから埋蔵金の話を聞きつける。元はアイヌのものであった財宝を、「のっぺらぼう」と呼ばれる男が奪いどこかへ隠したというのだ。のっぺらぼうはあえなく捕まってしまうが、決して埋蔵金のありかを喋らず、外部の仲間に向けて密かにメッセージを送りました。その方法はなんと、囚人の体に刺青で暗号を彫り彼らを脱獄させるというもの。

偶然にも刺青の脱獄囚と出会った杉元は、埋蔵金の話が本当であることを確信した。その後、アイヌ人の少女、アシリパに協力してもらうことになり、凸凹コンビが結成。

しかし、他にも埋蔵金を狙う者たちがいた。上層部に隠れて動く陸軍第七師団の鶴見一味や、のっぺらぼうに扇動された脱獄囚たち…。

サバイバル×ギャグ×アイヌグルメの絶妙なバランス、個性的すぎるキャラクター達も魅力的な作品!

・バトル・ロワイアル

<完結済>1クラスが修学旅行に行くことに。その先で政府のプログラムにより孤島に拉致され、殺し合いをさせられることになる。
生き残れるのはの勝者のただ一人のみ。

内容に関しては、名作ですの一言です。生徒一人一人の心情をとても丁寧に描かれています。
登場人物一人一人のエピソードに自分を投影して共感することができる。

極限状態において、少年少女はどういった行動をするだろうか、それを格子骨を立てたしっかりとしたリアリティ有る作品。
※残酷な描写多数

 
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