著者:諫山 創
- あらすじ
マーレに潜入し、大打撃をもたらしたエレン。
その目的はジークをエルディアへ連れ帰ることだった。
王家の血を引くジークを迎え入れたことで、全世界に対抗する力「地鳴らし」の発動条件を手に入れたエレン達。
だがそれは同時に、全面戦争へのカウントダウン開始の合図でもあった…。
- おすすめポイント
・緊張感みなぎるマーレからの離脱、サシャとのお別れときて、やっとパラディ島に帰ってきたエレンたち。
マーレ攻撃の四年前。パラディ島を救う手立てを模索する中、ヒィズル国やマーレの捕虜たちと良好な関係が少しずつ築かれていくかに見えた。
しかし一年前、ヒイズル国は同盟を拒絶し、兵団幹部たちにはジークの脊髄液入りワインが振舞われていた。
状況は最悪の時に向かってジリジリと進み続ける。
リヴァイの「もてたことぐらい、ある。」と言うセリフと、エレンの「おまえらが大事だからだ。他の誰よりも」でちょびっとほっこりする。
兵団への民衆の怒り、ザックレーの暗殺、エレンの脱獄、ピークのパラディ潜入。
後半の畳み掛けが相変わらず凄い。
- オススメしたい他作品
・ 寄生獣
<完結済>読んでおいて損はない基本的な漫画。
絵柄が古いとか少しグロい部分はあるが是非読んでもらいたい。
テーマがブレることなくしっかりと丁寧に描かれる物語。物語のあるべき姿なのかもしれない。
全巻読み終わったあとの読後感は最高の一言です。
全巻読み終わったあとの読後感は最高の一言です。
・GANTZ
<完結済、続編有>主人公がいかにも現代の若者らしくて共感できます。
極限状態になると、人は何するかわからないなと読んでいて痛感する作品。
衝撃的な展開に、常に次がどうなるのかドキドキワクワクする漫画です。