トニカクカワイイ 17巻あらすじとオススメしたい他作品

著者：畑健二郎

あらすじ

連載時から話題沸騰！感涙必至の「時子編」を収録した17巻！

夫婦として再出発した司とナサ。

二人を信じてこの世を去った時子。彼女が遺したメッセージに、司は何を想うのか……

時に母娘のように、時に姉妹のように、人生を共にしてきた司と時子の在りし日に迫るーー

〈さらに…〉

単行本限定！描き下ろしオマケもあります！

うぶな夫婦のあんなことやこんなことを、意外な視点で見つめるエピソードを収録！

おすすめポイント

・司ちゃんの過去！幾年の孤独と罪を抱えた彼女の旅の終着点、その先にあるもの。1300年の旅がどこへ向かうのか、そしてナサ君とのラブコメはこれからも続くのか、これからがとても楽しみ！
紆余曲折あって無事に我が家に戻ってきた司ちゃん。そんな彼女の元に時子さんが書き残した手紙が届くことから始まる、二人の思い出を描く内容。

FLY ME TO THE MOONの〆とでもいうべき、戦後の混乱期の出会いから現代の別れに至るまでは、この作品らしからぬしっとりとしたものだったが、その時間が司ちゃんにとってかけがえのないものであることが分かってよかった。

ただただ、甘酸っぱいいちゃらぶを見るだけの漫画かと思っていたら、めっちゃ泣かされました！

司と時子のエピソードがほんとに感動して、ほんとに悲しくて、泣けました！！

オススメしたい他作品

・ハヤテのごとく！

<完結済>トニカクカワイイの著者"畑健二郎"先生の前作。

主人公である少年・綾崎ハヤテは平凡な公立高校に通う普通の高校1年生であったが、両親が博打や酒が大好きなダメ人間で生活費と学費を稼ぐためアルバイト漬けの毎日を送っていた。

しかしハヤテ・高1の年のクリスマスイブ、両親が1通の置き手紙と1通の借用書を残して失踪。

手紙には、両親が博打で作った1億5680万4000円の借金があること、そしてその返済のためハヤテを借金取りである鬼武者ノ小路系ヤクザに売り飛ばしたことが書かれており、ハヤテは愕然とする。

ハヤテは彼を「引き取り」に来たヤクザから命辛々逃げ出すものの、冬の街で路頭に迷うことに。そして行き着いた先の公園で、ひとりでいた少女を偶然見つけ、ハヤテは身代金を要求する営利誘拐を目論む。

しかし、ハヤテが少女に対して誘拐犯の科白として言った言葉が「僕はキミが欲しい」「一目見た瞬間からキミをさらうと決めていた」という非常に微妙な言い回しであったため、少女はこれを愛の告白と勘違い。さらにハヤテがその場を離れた隙に別の誘拐犯たちが現れて攫ってしまったところを、ハヤテが少女を劇的に救い出してしまったため、少女はハヤテに惚れてしまう。

実はその少女は、大富豪である三千院家の令嬢、三千院ナギであった。ナギはハヤテを執事として雇うことを決め、ヤクザに1億5000万の借金を現金一括で立て替え払いしてしまう。

こうしてハヤテは借金執事として働くことになり、ナギの専属メイドであるマリア、ハヤテに片想いしている普通の少女・西沢歩と、ナギが在籍する白皇学院の生徒会長・桂ヒナギク、かつてハヤテと永遠を誓った謎の少女・天王州アテネなど多くの人物とドタバタを繰り広げる！

執事漫画＆ハーレム漫画＆オタク漫画を混ぜて３で割った作品。キャラクターの魅力が半端ない作品。