- あらすじ
「恋愛は告白した方が負けなのである！」
エリートの集う秀知院学園生徒会で出会った会長・白銀御行と副会長・四宮かぐや…。
この両想いであるはずの天才2人が、互いに相手に惚れさせ、相手から告白させようと日常の全てで権謀術数の限りを尽くす、新感覚のラブコメ!!
第9巻には、“石上にとって忘れられない体育祭”を完全収録!!
石上が、“ウェイ系”と立ち向かい、自身の過去と向き合う姿を、大幅加筆で描く!!
もちろん、かぐや＆白銀の恋の駆け引きに、白銀＆藤原書記の特訓と…安心もお届け!!
- おすすめポイント
・石上メイン巻！いつもどおりの会長とかぐやのやり取りもさることながら、ポンコツ会長と藤原ママの特訓はあの人物を交えて新展開に。相変わらずのテンポの良さで、安心感を覚える面白さです。
石上君過去編が凄く良かった。どんなに責められても理不尽でも決して最初に守ると決めた大友の笑顔は曲げなかったうえで、トラウマの大友に向き合い「うるせぇバーカ」を言えるの、男の中の男だと思う。
大衆に流されず、見てる人はちゃん見ているから、ミコちゃんは肝心な時に助けあえたし、大仏さんも生徒会メンバーもちゃんと2人の本質をみている。石上君は根っからの良い人だった。ただ観察力はもともと持っていたけど、この我慢がのちに思った事が口からダダ漏れるデリカシーの無さに繋がったのか(笑)
とりあえず中学の教師と大友、荻野クソ野郎め！
「石上が救われる話」ではなく「救われた石上が前へ進む話」として作られてる体育祭編。
本作は全体的に、人を変えるのは劇的なイベントだけではなく何気ない日々の積み重ねだという考えを感じますね。
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ラストゲーム
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