漫画:刀坂 アキラ
原作:加茂 セイ
キャラクター原案:布施 龍太
原作:加茂 セイ
キャラクター原案:布施 龍太
- あらすじ
余裕ある迷宮攻略が一転、絶望へ変わるーー。
タイロス迷宮完全攻略を目指す勇者パーティ「宵闇の剣」。
一行は、若き迷宮道先案内人・ロウの導きと、パーティを率いる黒姫・ユイカの魔物を使役する能力"幻操針"で順調に迷宮探索を進めていく。
そしてついに彼女たちは、未踏破階層に足を踏み入れた。
- おすすめポイント
・未知なる冒険がとてもリアルに感じ取れる。主人公を含めてチートというほどの能力はない、なろうによくある無双ものとは一線を画す作品。冒険はそれだけも面白く、次の潜行が楽しみです。
「案内人」付きで地下迷宮攻略に挑むダンジョンファンタジー、2巻。
最強クラスの冒険者、4人パーティ「宵闇の剣」に雇われタイロス迷宮へと同行したシェルパのロウ。
リーダー・ユイカの特殊能力を持って三日とかからず順調に地下四十七階層にまで達した一行だったが、突如出現する闇の住人。
それに刺激されたユイカは予定外の行軍…さらなる下の四十八階層にまで足を延ばすことを主張するが、そこはシェルパでも情報を持っていない未踏の地。確かにパーティにはまだ十分な余力がある。はたしてそこは思ったほどモンスターもおらず、ロウはマッピングをしながらついて行ったのだが……。
出会ったモンスターを支配下において戦力とする、そのユイカの能力ゆえに消耗も少なかったパーティではあったが無敵ではなく、わずかな油断から壊滅の危機に。前巻と違って緊迫の展開。
冒険はそれだけも面白く、次の潜行が楽しみです。
- オススメしたい他作品
"実際にダンジョンがあったら"という現実感が追求され、魔物の生態やダンジョンの構造を詳細に描れた作品。
モンスターの生態を暴いて創意工夫で勝つといった感じな作品。物語の展開と内容が非常に丁寧に作られた作品で、主人公も周りの仲間達もキャラクターが非常に立っている。
オリジナリティがあり、物語の展開テンポがよくて読みやすい作品。
フィンランドのサーミ人男性のもとに嫁いだドイツの女性軍人のほのぼの北欧狩猟ライフ。
狩猟、採取、加工、料理そしてアラサー同士のむず痒い恋愛と、他の作品にはないような要素がたくさんで面白いのでオススメです。
また、画力・知識・キャラクターがマッチした作品のテイストを兼ね備えたとても読みやすい作風なのもポイントです。