原作:柳野かなた
キャラクター原案:輪くすさが
- あらすじ
二百年前の大戦で悪魔に奪われた南辺境大陸。その地の現代における人類進出拠点・白帆の都に到着早々、ウィルは街を襲ったワイバーンを仕留める。
その功績から、ファータイル王国王弟エセルバルドとの謁見が叶い“獣の森”の窮状を訴えるが、一蹴されてしまう。
だが、諦められないウィルは、自身で仲間を募り悪魔討伐に出向く許可を願うのだが、予想もしない提案を受けることになるーー。
「小説家になろう」発、王道ハイファンタジー“役目”に挑む、第5巻!!
- おすすめポイント
・失意失望の暗闇で灯火のカンテラを持つようになる。主人公は素直な感情を何者にも囚われず進展させていく。初めの三人との生活があり、友人ができ、仲間があらわれ、輝くような冒険の旅をする。
白帆の都を襲った飛竜を討伐したウィル。英雄として王弟殿下に会うことになり、辺境の村々を救う為、デーモン討伐を願い出る。
だが王弟陛下からは「貴殿を殺すことを考慮せねばならん」と返答を受ける。それでも「それが使命」と返すウィルに、意外な助けが。
胡散臭い神官長が会見の場に乱入し、話は思わぬ方向へ。
結局、責任と利益を王弟陛下と神殿で折半し、ウィルは聖騎士(パラディン)となることになった。この二人が、なかなかやり手で面白い。
デーモン退治の際、メネルが重症を負い、ダークサイドに落ちたウィル。次巻へ。
いよいよ独り立ちして、街に着いたと思えば、魔物を倒して一躍有名人に。という前巻から、ちょっと毛色の違う権謀術中な意見飛び交う場面となる鉄板の展開を楽しみつつ、主人公のその誠実さを再度確認することもできるのがいい感じ。
- おすすめしたい他作品
・とんがり帽子のアトリエ
小さな村の少女・ココは、昔から魔法使いにあこがれを抱いていた。
だが、生まれた時から魔法を使えない人は魔法使いになれないし、魔法をかける瞬間を見てはならない。そのため、魔法使いになる夢は諦めていた。ある日、村を訪れた魔法使い・キーフリーが魔法を使うところを見てしまい…。
これは少女に訪れた、絶望と希望の物語。綺麗なタッチで描かれる魔法と少女達の奮闘に、いつのまにか引き込まれている作品。
・神たちに拾われた男
社会人の男性が男の子に転生し、森で一人、のんびり暮らし始めた竜馬。魔法でテイムしたスライムたちの研究にのめり込んで行き…。
意外と便利に使えるスライムたちと、まったり第二の人生を謳歌する、異世界スローライフファンタジー!
子供への転生、前世での経験・知識を活かす、優しすぎるくらいの主人公の性格。アニメ化されたオススメ作品です。
・魔法使いの嫁
読み進めるうちに、ファンタジーの世界が眼前に広がっていくような作品です。
魔物になった主人公がかっこいい。絵とストーリーがマッチしている作品。
魔物になり人間になるために進化を使いたいが, 周りの人達を優先する主人公。
精神的なかっこよさをもった主人公がとてもかっこいいです。
ちょっと暗めな絵がこの物語をひきたてます。周りの人達のことを考える優しい主人公、気が付くと感情移入しているような作品。
魔王を倒した勇者一行の“その後”。
魔法使いフリーレンはエルフであり、他の3人と違う部分があります。
彼女が”後”の世界で生きること、感じることとは、
残った者たちが紡ぐ、葬送と祈りとは、
物語は“冒険の終わり”から始まる。
英雄たちの“生き様”を物語る、後日譚(アフター)ファンタジー!
とても良く描き込まれており、個性豊かな登場人物によって物語へ惹き込まれます。
魔王を倒した勇者一行の“その後”。
魔法使いフリーレンはエルフであり、他の3人と違う部分があります。
彼女が”後”の世界で生きること、感じることとは、
残った者たちが紡ぐ、葬送と祈りとは、
物語は“冒険の終わり”から始まる。
英雄たちの“生き様”を物語る、後日譚(アフター)ファンタジー!
とても良く描き込まれており、個性豊かな登場人物によって物語へ惹き込まれます。